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解説
SaaS(サース)は、「Software as a Service」の略語で、「サービスとしてのソフトウェア」という意味を持っています。SaaSはクラウド上に作られたアプリケーションやサービスを、インターネットを通じて利用する形式を指します。
例えば、代表的なサービスとしてはスケジュール管理やRPA、勤怠管理システムなどがこれに該当します。通常、ユーザーは月単位や年単位で使用料を支払い、必要なサービスを使うことができます。
特徴
SaaSの大きな特徴として、ソフトウェアのインストールやメンテナンスが不要であることが挙げられます。これは、ソフトウェアがベンダー(提供企業)のサーバーに存在し、ユーザーはインターネット経由でそのソフトウェアを利用することができるからです。そのため、端末のスペックや容量を気にせずに、どこからでもアクセスして利用することが可能です。
主なサービス
具体的なサービス例としては、「Salesforce」や「kintone」、「MoneyForward」などがあります。これらのサービスは、それぞれSFA(営業支援)や業務改善システム、給与計算ソフトといった分野で、ユーザーに対して多様なサービスを提供しています。
SaaSは、その利便性と効率性から、現在のIT業界において非常に重要な存在となっています。