ビジネスメディアのミツカル記事カテゴリ:セールステックRPAツールおすすめ4選を紹介 特徴と選び方も解説
#セールステック
RPAは英語の「Robotic Process Automation」の略語で、日本語では「ソフトウェアロボット」や「仮想知的労働者」と呼ばれています。RPAの特徴は、PCの事務作業を自動で処理できること。それが「ソフトウェアロボット」と呼ばれる所以です。
PCの事務作業を自動化するのはExcelなどのマクロでも可能ですが、マクロはソフトウエアの付加機能であり、自動化はソフトウエアの機能に限定されます。一方、RPAはあらかじめルールを設定すれば、電話対応の補助やメール送付などの自動化も可能です。
たとえばコールセンターに電話がかかるとRPAが相手の電話番号をもとに、顧客情報をデータベースで検索。オペレーターに自動で伝えることができます。またRPAは定型的な反復作業の自動化に強く、データ入力や数値解析など煩雑な作業の自動処理が可能です。
さらに指定の日時にメールやSNSの記事を自動作成して配信したり、入出荷管理のステータスを自動更新したりすることも可能です。RPAは人の代わりに大量の事務作業をこなすので、近年ではRPAを「仮想知的労働者」と定義して従業員と同列に扱う企業もあります。
RPAとAIとは具体的にどのような違いがあるのでしょうか。ここではそれぞれの機能の違いと特徴について解説します。
RPAはPCを用いた単調で膨大な事務作業を自動化することで、効率的な作業環境の構築をめざすソフトウエアの一種。たとえばデータベースに作業日報を入力するような定型作業の自動化が可能ですが、想定外の事態への対応には人の手による修正が必要です。
RPAで代替可能な業務の領域は、PCによる単純なルーティンワークに限られます。それでも作業の処理速度や正確性は、人による手作業を大幅に凌駕するため、近年では幅広い業種や業態において導入が進んでいます。
AIの特徴は、自己学習能力を有すること。膨大なデータを分析して、自ら学習し判断力を向上させる能力があります。RPAが事前にインプットされたルールに従って業務を代行するのに対し、AIは自ら判断して自律的に作業を実行できる、という違いがあります。
RPAで自動化できるのは単純な事務作業が中心ですが、膨大な単純作業を人が行うのは非効率なだけでなく、作業ミスの原因にもなります。単純で手間と時間がかかる仕事をRPAに任せれば、従業員は高度な知的業務に集中できるので作業効率が向上します。
またRPAは仕事が正確で速いだけでなく、常時稼働も可能です。人間と違って疲労したり休憩を必要とすることもありません。PCベースのRPAソリューションであれば、導入が容易で高度なプログラミングの知識も不要。費用も比較的安価に抑えられます。
現在、RPAは業界・業種を問わず幅広い分野で導入が進んでいます。たとえば審査や顧客管理業務が多い金融・保険業界をはじめ、通信・医療・公的機関などでも導入されています。社内部署では、財務・人事・経理などに導入され、人の業務を代行して働き方改革の推進化にも寄与しています。
様々な企業がRPAツールをリリースしています。ここでは、おすすめのRPAツールを紹介していきます。
RoboTANGOは、専門知識なしであらゆる事務作業を簡単に自動化できるように設定できるRPAツールです。スターティアレイズ株式会社が開発・提供をしています。
自動化させたい業務を録画する感覚で設定することができ、専門知識なしで導入可能という特徴があります。料金も比較的リーズナブルな料金設定になっており、1ヶ月単位で更新可能なので、初めてRPAツール導入を検討している企業にもおすすめです。初期費用は100、000円で、月額料金が50,000円(1ユーザー)になります。
BizteX cobitは、画面操作を覚えこませることで自動化する業務を設定できるRPAツールです。BizteX株式会社が開発・提供をしています。
申し込みから導入までの期間が短く、最短で即日から利用可能です。クラウド型のRPAツールなので、デバイススペックをほとんど気にせずに利用できるのも特徴です。料金は100,000円から3つのプランが設定されていますが、利用する機能やオプションにより変動するので事前に確認が必要です。
「ziggza flow」は、「ボタンを押すだけ」で使えるフルカスタマイズRPAツールです。
プログラム言語のためできない処理はほぼ無く、業務の「完全自動化」を実現。既存システムを最大限活かした導入が可能で、システム改修や刷新に比べ、コストを抑えられ、社内浸透しやすいのが特徴です。
「JobAuto」は、月8万円から利用できるRPAツール。集中管理機能が無料で標準搭載されているのが特徴です。
モニタにうつっている操作したい箇所を選択し、操作手順を設定するだけでロボットができあがります。安定稼働するコアRPA技術を利用しており、仮想環境でも追加費用なく動かすことができます。
ミツカル編集部 石塚 健朗
ベンチャーキャピタルでアナリストとしてスタートアップ投資業務に従事した経験を基に、面白法人カヤック、日本テレビ、リクルートでtoC領域からtoB領域まで複数の新規事業立ち上げを経験後、ベクトルグループのパフォーマンステクノロジーズ社に参画。@Takeroishi
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