ビジネスメディアのミツカル記事カテゴリ:アドテックマイクロインフルエンサーとはマーケティングへの活用方法も紹介
2020年06月22日
#アドテック
ここではマイクロインフルエンサーを起用したマーケティングについて解説します。
PCやスマートフォンの普及によって情報メディアが多様になり、テレビ番組のリアルタイム視聴率や新聞雑誌の購読数はここ数年で減少傾向にあります。
そんな中で効率よく広告効果を発揮できるWebマーケティング手法として注目を集めているのが「マイクロインフルエンサーマーケティング」です。
ここでは「マイクロインフルエンサー」と「インフルエンサー」のちがいをはじめ、「マイクロインフルエンサー」を起用したマーケティングについて解説していきます。
マイクロインフルエンサーとは、SNSのコミュニティ内でフォロワー数が数千〜1万人程度のインフルエンサーのことをいいます。
テレビや雑誌などの広告ではモデルや芸能人を起用するのが一般的ですが、それに対してSNS広告では一般人であるインフルエンサーが起用されることも多くあります。モデルや芸能人よりも消費者と距離の近いインフルエンサーを起用することで、商品やサービスを宣伝し、大きく売り上げを伸ばすケースも増えています。
しかし、そのインフルエンサーも有名になりすぎると一人ひとりの消費者との距離が広がり、「いいね!」を押したりコメントを残したりする「エンゲージメント率」が下がる傾向もあります。
そこで注目されるのがマイクロインフルエンサーです。
フォロワー数はトップクラスのインフルエンサーと遥かに少ないものの、そのぶんユーザーとの距離感が近く、情報のリーチ力やエンゲージメント率が高いというメリットがあります。
まず「インフルエンサー(influencer)」についておさらいすると、消費者の購買意思決定に強い影響を及ぼす人の意味です。語源の「influence」は英語で「影響を及ぼす人」「有力者」「誘導」「影響」「感化」などを意味します。
Webマーケティング業界では、フォロワー数が百万人以上のインフルエンサーを「トップ(またはメガ)インフルエンサー」、フォロワー数が10万人以上を「ミドル(またはマクロ)インフルエンサー」と呼んでいます。
トップやミドルクラスのインフルエンサーは、芸能人のファンに相当する「フォロワー」が非常に多く、消費社会への影響力が著名人なみに強いことが特徴です。
それに対してマイクロインフルエンサーはフォロワー数が数千人~1万人の規模にとどまりますが、そのぶんフォロワーとの距離感が近く、特定のコミュニティ内で高い拡散力を発揮するという特徴があります。
マイクロインフルエンサーは、フォロワー数こそ上位のインフルエンサーに及びませんが、特定のコミュニティーに限った場合、1人1人のフォロワーに及ぼす影響力が強いという特徴があります。
トップインフルエンサーやミドルインフルエンサーのフォロワーの中には、「みんながフォローしているからとりあえず…」といったように、そこまでの支持がないままフォローしている人も多く含まれます。
しかしマイクロインフルエンサーの場合は、その人のメッセージや世界観に惚れ込み、言わば「ファン」になった人たちがフォロワーの中心なので、影響力の濃さに関して言えばマイクロインフルエンサーの方が上とも言えます。
そのためターゲットとするコミュニティに自社の商品やサービスを売り込みたい場合は、そのコミュニティーに強いマイクロインフルエンサーを起用することで、効果的にマーケティング・広告の成果をあげることが期待できるのです。
マイクロインフルエンサーを起用したプロモーションは、その投稿によってフォロワーにネガティブな印象を与えないか特に注意する必要があります。マイクロインフルエンサーに対して、事前に依頼内容や注意点をしっかりとすり合わせることが大切です。
また、フォロワーや第三者から「ステマ(ステルスマーケティング)」の可能性を疑われる危険があることにも注意が必要でしょう。
企業側はインフルエンサーが広告宣伝のプロではないことを忘れてはいけません。インフルエンサーにも得意不得意があるので、その特性を活用したプロモーションを心がけましょう。
マイクロインフルエンサーを活用する場合は、SNSで直接コンタクトをとる方法もありますが、マイクロインフルエンサーと契約しているプロダクションに依頼する手段もあります。
プロダクションに所属するインフルエンサーは、フリーのインフルエンサーよりも知識と情報発信のノウハウがあり、プロダクション側のアドバイスや支援も期待できます。
・マイクロインフルエンサーとはSNSで比較的フォロワー数が少ないインフルエンサーをいいます。
・マイクロインフルエンサーはトップクラスのインフルエンサーに比べフォロワー数は劣りますが、特定のコミュニティ内では影響力が勝る特徴があります。
・マイクロインフルエンサーを起用する場合は互いにパートナーとして協力し合える関係作りが重要です。
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