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最終更新日

20200622

インフルエンサーマーケティング市場規模と他国の状況とは

#アドテック

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この記事では、インフルエンサーマーケティングの市場規模について解説します。

企業のマーケティングにとって、インフルエンサーマーケティングは重要度を増してきています。

さらに市場規模は年々、拡大を続けているのもあり、傾向や対策を理解することがマーケティングにおいて重要です。

そこで、インフルエンサーマーケティングの市場規模を、他国の状況とあわせて紹介していきます。

インフルエンサーマーケティングとは

タレントやモデルなどの芸能人や、有名youtuber、フォロワー数の多いインスタグラマーなど影響力の高い人物をインフルエンサーといいます。

インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサーを介し、自身が発信するSNSなどの媒体を使って商品やサービスを紹介し、多くの消費者の購買行動を促すマーケティング手法のことです。

スマートフォンの普及により、多くの人が気軽にインターネットにアクセスできるようになりました。

その中でyoutubeをはじめとする動画サービスや、TwitterやFacebookなどのSNSを多くの人が利用するようになっています。

伴って多くの登録者を抱える有名Youtuberや、多くのフォロワー数を抱えるインスタグラマーなども生まれてきました。

また、人気の高い芸能人や有名人もyoutubeやSNSを利用し、自身の情報を発信する手段としています。
人気の高いyoutuberやインスタグラマー、芸能人などは、発信する情報がそのまま影響力の大きさとなるのが特徴です。

例えば、有名youtuberが動画でレビューした商品や、フォロワー数の多いインスタグラマーが使用しているコスメ商品は、そのまま信頼性を生み直接、購買意欲に繋がることになります。

自分の好きな芸能人や応援しているyoutuberなどと、同じものを使ってみたいというファン心理もあるでしょう。

このようにインフルエンサーマーケティングは、インフルエンサーが商品やサービスを紹介して高い影響力で訴求効果を高めることが可能です。

またSNSなどインターネットの特性により、高い拡散力があるのが大きなメリットといえます。

本来、消費者の購買行動は、まず商品やサービスを「知る」ことがスタートです。

そのため多くの企業は、商品やサービスを「知ってもらう」ために多数に向けて広告・宣伝するのが一般的になります。

その後、商品やサービスに「興味」を持った人が、他の商品などと比較・検討し、納得して購入に繋がるという仕組みです。

インフルエンサーマーケティングは、インフルエンサーが商品やサービスを紹介することで、消費者に「知ってもらう」「興味を持ってもらう」という部分をクリアした状態で、消費者に商品を広告・宣伝できるマーケティング手法ということになります。

市場規模や消費者への影響力は年々拡大しており、ビジネスにおいて、益々重要なマーケティング手法となってきています。

インフルエンサーマーケティングの市場規模はどれぐらいなのか

日本のインフルエンサーマーケティングの市場規模

日本におけるインフルエンサーマーケティングは。2013年頃から台頭し始め、2014年頃から急激に市場を広げて行きました。

初期の頃はブログを開設している芸能人やタレント、アクセス数の多い有名ブロガーを中心に展開しています。

2015年からは、登録者数の多いyoutuberやフォロワー数の多いインスタグラマーにチャンネルを変化させて展開が進んでいます。

市場規模は2017年度には175億円を売り上げ、2018年には219億円と大きく成長している状態です。

2018年の内訳は、youtubeが約85億円、インスタグラムが約59億円、twitter・ブログが合わせて約50億円、tiktokやその他のライブ配信サービスが約25億円になっています。

補足としてインフルエンサーマーケティングの市場は、それぞれのチャンネルのユーザー層に合わせたインフルエンサーが商材を紹介します。

商材の特徴としてyoutubeではアプリや子供向け商材、家電、エステやコスメなどの紹介が多く、インスタグラムでは20代から30代女性向け商品の紹介が多いです。

各SNSの大きさとインフルエンサーマーケティングの市場規模にはある程度の相関関係が見られ、ほぼどのSNSも成長段階にあるので今後のインフルエンサーマーケティングの成長も見込まれています。

また、これまでは登録者数やフォロワー数が圧倒的に多く、強い影響力のインフルエンサーが、インフルエンサーマーケティングの主役でしたが、最近では中規模の登録者数やフォロワー数のインフルエンサーに裾野が広がっているのが特徴です。

この事でコスト面においてインフルエンサーマーケティングを採用しにくかった、中小企業が広告主になることになり、市場規模が拡大されている一因となっています。

参考:株式会社デジタルインファクト"インフルエンサーマーケティングの市場規模、2018年は219億円と推定、2028年には933億円に"

海外のインフルエンサーマーケティングの市場規模

アメリカのmediakixが行った市場規模調査によると、海外でも先に紹介した日本と同じく、市場を急激に成長させており、今後も市場規模が大きくなる事が予想されているようです。

内訳も同じくyoutubeなどの動画配信者や、インスタグラマーがインフルエンサーとなり、市場を形成しています。

mediakixが調査方法を明らかにしていないのと、提示している数字の範囲に大きな開きはありますが、各SNSの成長などを加味すると今後も市場規模が大きくなっていくと予想できるでしょう。

同社の予想チャートでは2020年のインフルエンサーマーケティングの市場規模は、100億ドル(約1兆円)に達する可能性があることを示唆しています。

参考:mediakix"THE INFLUENCER MARKETING INDUSTRY GLOBAL AD SPEND: A $5-$10 BILLION MARKET BY 2020 [CHART]"

各国とも大きく市場規模を拡大させているインフルエンサーマーケティングですが、アジア圏で急激な成長をしているのが中国です。

中国では、インフルエンサーのくくりのなかで「KOL」という、専門性の高いインフルエンサーが大きな影響力を持ち、市場拡大の一因になっています。

特に化粧品やメイク、ファッション系が専門のKOLが多く、有名KOLが紹介する商品が消費者の購買を決定すると言っても過言ではないほどです。

中国では商品によってクオリティや信用性に大きな開きがあることもあり、有名KOLが紹介する商品が安心して購入できるという消費者の指針になっています。

そのような背景もあり、中国でのインフルエンサーマーケティングの市場規模は約1,000元(約1兆7千億円)という、世界の中でも類を見ないほど大きな市場規模となっているようです。

参考:艾瑞网"中国网红经济发展洞察报告"

各SNSのインフルエンサーマーケティングの市場規模

各SNSのインフルエンサーマーケティングは、「インスタグラム」の市場規模が一番大きく、さらに今後も成長が見込まれています。

理由として、多くのインフルエンサーがインスタグラムを利用している事や影響力のあるインフルエンサーが生まれやすい背景があることです。

その他の理由として、画像と動画が主であるSNSのため、インフルエンサーが紹介する商品やサービスがインパクトを持ち、良いイメージになりやすいことがあげられます。

企業の注目度も高く、市場規模は2017年が40億円で2018年が59億円と成長していて、他のSNSと比べると成長率も大きいです。

他のSNSではtwitterとブログ合わせての市場規模となっていて、2017年が55億円で2018年が50億円という結果でした。

twitterとブログも画像と動画を使ったプロモーションは可能ですが、どちらかと言うと文字が主体のSNSのため、インスタグラムの方が市場を伸ばしていると考えられるでしょう。

参考:株式会社デジタルインファクト"インフルエンサーマーケティングの市場規模、2018年は219億円と推定、2028年には933億円に"

インフルエンサーマーケティングの市場規模は今後も拡大する見込み

今後もインフルエンサーはさらに影響力を持ち、その数も増えていくと予想されています。

SNSの利用者も年々増加傾向にあるので、インフルエンサーマーケティングの市場規模は今後も拡大する見込みです。

企業のマーケティング活動において、今後もインフルエンサーマーケティングは重要な位置を占めるでしょう。

インターネットを使った広告には、バナー広告やポップアップ広告など他にもあります。

しかし、最近はそれらをブロックする機能があることや、消費者の心理として必要のない情報や広告は、購買に繋がらないどころかイメージダウンに繋がりかねない側面があるので、以前ほど訴求効果も見込めなくなってきています。

これらを理由にしても、インフルエンサーマーケティングの必要性はさらに高まることが予想できるということです。

そのことを踏まえて、デジタル広告の調査を扱う「株式会社デジタルインファクト」は今後の市場規模は2028年に933億円になると予想しています。

インフルエンサーマーケティングの市場規模は、今後も拡大する可能性が高いといえるでしょう。

まとめ

  • インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサーがSNSを使って商品やサービスを紹介し、多くの消費者の購買行動を促すマーケティング手法のことです。
  • 日本のインフルエンサーマーケティングにおける2018年の市場規模は219億円です。
  • SNSのインフルエンサーマーケティングは、インスタグラムの市場規模が一番大きいです。
  • インフルエンサーマーケティングの市場規模は今後も拡大する見込みです。

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