タイアップ広告と分析レポートシステム「QUANT(クアント)」とは

近年、デジタル広告は商品やサービスの認知獲得や販売促進などさまざまなシーンで活用されていますが、その種類は増加の一途を辿り、効果的な手法を選択するのが難しくなっています。しかしながら従来型の広告メッセージでは、商品やサービスの本来の価値を訴求できず、ユーザーの理解を深めることも難しくなっています。

そこでこの記事では、デジタル広告の中でもユーザーの信頼を比較的得やすいタイアップ広告について解説するとともに、タイアップ広告の効果を高めるためのシステム「QUANT」についてもご紹介します。

目次

そもそもタイアップ広告とは

「記事広告」とも呼ばれるタイアップ広告は、広告主となる企業とメディアが協力し商品やサービスを宣伝する手法です。

広告主がメディアと提携して記事コンテンツとして企画制作することで、ユーザーのインサイトに合わせた内容の商品やサービス訴求が可能になり、広告だからといってユーザーから嫌がられることを防ぎます。さらにタイアップ広告には、広告主から提供された情報をユーザーにとってより有益なものに編集した「エディトリアル広告」もあります。

また近年では、SNSやブログなどメディアの種類や規模も多様化しています。そのためタイアップ広告で適切な広告効果を得るためには、各種メディアへの理解を深めておくことも重要です。

タイアップ広告のメリット

タイアップ広告は、商品やサービスを記事コンテンツとして掲載することでメディアが持つユーザーにアプローチすることができる広告です。

このため他の広告にはないタイアップ広告ならではのメリットがあります。

メディアのブランド力を活用できる

タイアップ広告最大のメリットは、メディアのブランド力を活用できることです。商品やサービスは新たな宣伝を行う際、宣伝の方法が確立されていなかったり、認知度が低いといった問題を抱えていることが少なくありません。

タイアップ広告であれば、ブランド力や認知度の高いメディアと提携したうえで広告が記事として掲載されるため、メディアと読者の間にすでに構築されている信頼関係を活用することができます。

ユーザー層が把握しやすい

タイアップ広告を掲載するメディアでは、年齢・性別・居住地といったユーザー層の特徴を把握しています。

またメディアによっては、ユーザー層に関する情報が提供されることもあります。このため、狙った自社の商品やサービスとより相性のよいユーザー層へのアプローチが容易です。

ユーザーの信頼を得やすい

タイアップ広告は、企業とユーザーとの間にメディアという第三者が介入していることで、口コミやレビューと同様に商品やサービスの価値や信頼が確立されています。

ユーザーは商品やサ-ビスのPR記事を客観的に捉え、納得感を得たうえで自社サイトや購入ページを訪問するため、購入決断に至る可能性も高まります。

商品やサービスの魅力を引き出せる

タイアップ広告の記事は、ユーザー層の関心領域を熟知しているメディアによって作成されます。

このため、自社の情報発信とは異なる切り口による記事で、商品やサービスの新たな魅力が引き出されることもあります。

タイアップ分析レポートシステム「QUANT(クアント)」とは

さまざまなメリットのあるタイアップ広告ですが、そのポテンシャルを最大化するためには的確なデータ分析が求められます。コンテンツマーケティングシステム「QUANT」を活用すれば、タイアップ広告における分析レポートによってさまざまな課題を解決することができます。

QUANTでは、まず広告主サイドにおけるメリットとして、タイアップ広告の効果を複数の指標で評価するほか、ターゲットユーザーの動向を可視化することが可能です。

一方、メディアサイドでも、ユーザーの属性や読了の傾向を可視化することができるため、自媒体の定量的なアピールに役立つほか、分析結果を考慮することで広告主に対し次回施策の提案がしやすくなり、リピート発注も狙いやすくなります。またオプションとしてタイアップレポートを販売することで、顧客の単価を向上させるためのアップセルも期待できます。

QUANTの特徴

QUANTには、次のような特徴があります。

ユーザーデータの活用

QUANTでは、4,000万以上の記事と10億以上のユーザーIDのデータからユーザーの⾏動属性をはじめ、記事の読まれ⽅や興味・関⼼の関連を分析が可能です。

このうちユーザー行動の分析では、サイトに訪れたユーザーの属性データを蓄積し行動の傾向を分析するほか、読了率を計測することでコンテンツの質を可視化します。

またロイヤリティ分析として、メディアへの訪問頻度や1訪問あたりのセッション数、閲覧記事のカテゴリなどの複数の指標を組み合わせ、継続的な利用が期待できるロイヤルユーザーを定義し可視化します。

さらにロイヤルユーザーに対しては、データデータをもとにロイヤル度も可視化することでユーザーごとのメディア満⾜度を測り、セグメントを生成しスムーズな戦略⽴案を実現します。

特許取得技術の活用

制作された記事は、ユーザーの反響を⼀元管理することでパフォーマンスを定量化し、ロジカルなPDCAを推進します。

これを実現するためにQUANTでは、複数の特許技術を活用します。

まず、制作した記事の閲覧データを解析することでライターごとにパフォーマンスを見える化し、読者に対しては、併読親和性の高い記事をレコメンドすることでクリエイターの能力を可視化します。(特許:第5988345号)

また記事の読まれ方や、サイトの再訪・SNSでのシェアなどのユーザーの行動の相関関係を解析することで、メディアにとって重要なロイヤルユーザーやファンを顕在化させることも可能です。(特許:第6042018号)

このほか、読了率などの測定結果からメディアへの高いエンゲージメントのあるユーザーの来訪を算出することにより、メディア間での比較を可能にするスコアリングを行います。(特許:第6347532号)

保有する既存セグメントによる分析

QUANTのプランは、保有する既存セグメントによる分析が基本です。セグメントには、性別、年代、未既婚、居住地、家族構成、年収、職業、興味/関⼼、アクセスエリア、流⼊元、時間帯、デバイスといったものが含まれ、分析軸はタイアップ広告における閲覧ユーザー属性、コンテンツ読了分析、態度変容分析などとなります。

アンケート調査

QUANTでは、オプションによりタイアップ記事に関連するアンケート調査も可能です。アンケートは記事下やポップアップにより実施し、読者データを収集します。またアンケートを表示させるタイミングなどは調整することができ、質問項⽬は⽤途に応じて多数選択できるほか、回答⽅式も⾃由なカスタマイズに対応しています。

タイアップ広告とQUANTについてのまとめ

・タイアップ広告は、広告主となる企業とメディアが協力し商品やサービスを宣伝する手法です。

・タイアップ広告には、メディアのブランド力を活用できる、ユーザー層が把握しやすい、ユーザーの信頼を得やすいなどのほか、商品やサービスの魅力を引き出せるといったメリットもあります。

・QUANTでは、タイアップ広告におけるきめ細やかな分析レポートを活用することが可能です。

・QUANTの特徴は、ユーザーデータや特許取得技術の活用、保有する既存セグメントによる分析、アンケート調査などにあります。

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この記事を書いた人

美大卒業後、広告制作会社を経て、大手出版社で週刊誌&月刊誌の編集を担当。その後、女性系Webメディアの立ち上げ、キュレーションアプリの運営に携わる。2023年よりベクトルグループのパフォーマンステクノロジーズ社に参画。

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