ビジネスメディアのミツカル記事カテゴリ:アドテック注目度の高いYouTube動画広告のタイプや出稿方法

最終更新日

20200622

注目度の高いYouTube動画広告のタイプや出稿方法

#アドテック

YouTubeには、近年多くの企業が動画広告を出稿しています。これはYouTubeが十分なポテンシャルがあるプラットフォームとして認知されているからです。

そこでこの記事では、YouTube動画広告の売上や注目度をはじめ、動画広告のタイプや出稿方法などについて解説します。

成長が著しいYouTubeの広告売上

GoogleはこれまでYouTubeの売上を公表してきませんでしたが、2020年2月、初となる広告売上の発表を行いました。この発表によれば2019年の広告売上高は150億ドル(約1兆6000億円)に上ります。

また同発表では2017年に82億ドルだった売上高が2018年には112億ドル、そして2019年が151億ドルと増加し、直近では持ち株会社であるAlphabet社の全事業の総売上高1620億ドルの9%を占める割合です。

この額はGoogle検索の広告収入と比較するとまだまだ低いものですが、前年比をみるとGoogleの総広告収入の16%増という数字を大きく上回る36%増となっていて、売上は減速することなく年々順調に増加しているのがわかります。

参照:https://abc.xyz/investor/static/pdf/2019Q4_alphabet_earnings_release.pdf

注目が集まるYouTube動画広告

YouTubeは日常生活への浸透度が高いため、YouTubeにおける動画広告もテレビCMなどの他の広告と比較しても非常にインパクトがあり、注目度の高い広告手段といえます。

浸透度の高さを裏付けるのはその利用率で、すでにYouTubeは世界76の言語に対応し、かつ10億人以上のユーザーを抱える世界最大の動画共有サービスとなっています。さらにPCやスマートフォン、タブレットのほかゲーム機などからも視聴することができることから、YouTube動画は日本国内においても多くの世代で閲覧されています。

YouTube動画広告4タイプの特徴

YouTubeはそもそも動画視聴を目的とするサービスのため、動画による広告もユーザーの興味を惹きやすいといえます。また動画広告は、静止画のバナー広告よりもクリック率が高いとされ、YouTubeではターゲットや目的によって主に4つの広告のタイプを使いわけることでより効果的にユーザーにアプローチすることが可能です。

TrueViewインストリーム広告

TrueViewインストリーム広告は動画の冒頭、あるいは途中で動画プレーヤー上で再生される広告です。再生から5秒経過するとユーザーが任意で広告をスキップできますが、5秒間は確実にユーザーの目に留まることになります。

また、視聴しているジャンルの動画に合わせて配信できるため、親和性の高いユーザーをターゲットにしやすい広告です。

広告料金は、動画を最後まで視聴するか、あるいは広告に対してクリックなどのアクションを起こすことによって課金されます。

広告予算も広告主が設定できることから、低予算で出稿がすることができます。

TruViewディスカバリー広告

TruViewディスカバリー広告は関連動画エリアや検索結果画面のトップに表示される広告です。インストリーム広告とは異なり、ユーザーが表示されたサムネイルをクリックしなければ広告は再生されません。このため、視聴に至るまでのハードルはやや高くなりますが、広告の表示にはユーザーのプロフィールや動画の視聴履歴、検索履歴なども考慮されるので、より能動的なターゲットに対して訴求可能な広告といえます。

また、広告料金はユーザーがサムネイルをクリックし広告が再生されると発生します。

バンパー広告

バンパー広告はインストリーム広告に類似した動画広告ですが、ユーザーがスキップすることができない点が大きな特徴です。かつては30秒間の強制視聴型たっだものの、ユーザーのストレスが大きいことから、2016年5月より6秒という短時間で提供されている広告のフォーマットに変更されています。このためバンパー広告は「広告の俳句」ともいわれ、訴求ポイントを凝縮し、効果的なアピールが求められることから、制作者側の力量が試される動画広告です。

料金についてはCPM(Cost per Mille)課金と呼ばれる課金方法で、1,000回表示される度に広告費が発生する仕組みとなっています。

アウトストリーム広告

ここまでの広告はすべてYouTubeで再生される広告でしたが、アウトストリーム広告はGoogle動画パートナーサイトやアプリなど、YouTube以外で表示される広告です。

またスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末専用の動画広告で、YouTubeのユーザー以外にもアプローチが可能なことから、リーチを拡大し、より多くのターゲットへ訴求するのに適した広告です。

一方料金は広告が2秒以上視聴された際に課金されるシステムとなっています。

YouTube動画広告の出稿の流れ

実際に動画広告を出稿するには動画制作のほか、配信の手続きなどもしなくてはなりません。そこで、動画広告の配信の流れは大まかに次のようになっています。

動画の制作

動画広告を出稿にはまず広告となる動画の制作が必要です。
また動画制作する方法は主に自社で制作する場合と、動画制作会社に依頼する方法の2通りが考えられます。制作の際には時間やリソースなどを確認し、どちらの方法をとるのかを決定しましょう。

動画広告をYouTubeにアップロード

制作した動画広告は、YouTubeにアップロードされている状態でなければなりません。動画広告のアップロードはYouTubeのサイト上やスマートフォンのYouTubeアプリなどで行うことができます。

いずれの方法でもまずログインし、画面の指示に従って各種情報の追加や設定を行い、動画広告をアップロードします。

費用の設定

動画広告がアップロードできたら、次に費用とターゲットを設定します。広告費は予算によって異なるため、1日の希望視聴回数を基準に金額を設定するとよいでしょう。Youtubeの管理画面にあるクリエイターツールの編集画面には、1日あたりの広告料の金額を入力することにより、同じく1日あたりの推定視聴回数が表示されます。

ターゲットの設定

動画広告は配信の対象を絞り込むためにターゲットの設定も必要です。そこであらかじめ想定したペルソナを基準に意図したユーザーに配信されるよう地域や興味・関心といった項目を設定します。このようにターゲットを設定することは、効率的な宣伝が可能になるだけでなく、コストの削減にも結びつきます。

Google広告に登録し配信

Google広告はGoogleの検索結果画面のほか、連携しているサービスやWebサイトにも広告を出稿することができますが、Youtubeもこれに該当します。このため、動画広告の出稿にはGoogle広告への登録が必要です。

登録の際には広告配信の達成目標や種類を選択し、動画広告の配信開始および終了日、入札戦略、入札単価などを設定すると、出向申請が完了し、配信されます。

制作・出稿は外部パートナーに依頼するのもおすすめ

動画広告の制作・出稿には、ある程度の技術と時間を要します。社内で制作・出稿をするのが難しい場合は、代理店などの外部パートナーに依頼するのもおすすめです。

依頼の際は、YouTube動画広告の制作・出稿の実績があるかどうか、事前に確かめてから依頼するようにしましょう。

YouTube動画広告についてのまとめ

・Googleは2020年2月、初となるYouTubeの広告売上の発表を行いました。

・YouTubeは日常生活への浸透度が高いため、YouTubeにおける動画広告もまた注目度の高い広告手段です。

・YouTube動画広告には主にTrueViewインストリーム広告、TruViewディスカバリー広告、バンパー広告、アウトストリーム広告の4つがあります。

・YouTube動画広告の出稿は、動画の制作を行った後、費用やターゲットを設定し、Google広告に登録するといった流れで配信します。

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