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最終更新日

20220228

YouTube広告とは?種類と費用の支払い方式、メリット・注意点

#アドテック

今や動画投稿サイトとして押しも押されもせぬ存在となったYouTube。国内ユーザー数は6,500万人を超え、世代や性別を問わず人気の高いSNSとして注目を集めています。

ビジネス分野でもYouTubeは高いマーケティング効果が期待できる施策のひとつ。そこでこの記事では、YouTube広告の仕組みや種類、費用の支払方式など、Web広告の出稿をご検討中の方に必見の情報をお届けします。

YouTube広告の基礎知識

YouTubeはオンラインで動画の視聴と投稿ができる動画共有プラットフォームです。基本的なサービスは無料で利用可能。Googleアカウントがあれば評価やコメントの書き込みもできるため、コミュニケーションツールとしても利用できます。

「YouTube広告」は、YouTubeで動画広告を配信するサービスのこと。単に広告を動画としてアップロード(投稿)するのではなく、まずGoogleの広告アカウントに登録して動画キャンペーンの目標やサブタイプ、予算、広告の掲載地域やフォーマットなどを選択します。

広告の内容が承認されるとYotube広告の専用プラットフォームによって配信されます。一般の動画投稿とは運用システムが異なる点にご注意ください。

YouTube広告を利用するメリットは、広告効果を計測して可視化できること。インプレッション数や再生数、リーチ数、クリック数などのほか、動画広告を視聴したユーザーの行動を定量的に計測できます。

分析結果はグラフ化してスプレッドシートにも出力できるため、社内外との情報共有も容易に可能。分析結果をもとにPDCAサイクルを回しながら施策やコンテンツの内容を改善して成果を高めることができます。

YouTubeでは動画だけでなく文字や静止画によるバナー広告も配信できますが、YouTubeは動画以外の広告を「ディスプレイ広告」と呼び、動画主体のYouTube広告と区別しています。つまり「YouTube広告」とはYouTubeで配信される動画広告という意味です。

ちなみにYouTubeの親会社のGoogleは動画広告のことを「動画キャンペーン」と呼んでいます。この場合の「キャンペーン」は期間限定のサービスではありませんのでご注意ください。

YouTube広告の種類

YouTubeで再生した動画の前後や再生中に流れる動画広告を、「TrueView」といいます。それ以外の広告は動画と同じ画面上ではなく、検索結果の表示枠などに掲示されます。

「TrueView」は4種類。他の広告は5種類から選択可能。ここでは各種広告の内容を比較検討できるようにくわしく解説します。

TrueViewインストリーム広告(スキップ可能)

TrueViewインストリーム広告は、ユーザーが視聴する動画に挿入される動画広告のこと。広告を流すタイミングによって「プレロール広告(開始前に配信)」「ミッドロール広告(途中で配信)」「ポストロール広告(最後に配信)」の3種類あります。

ミッドロール広告は、本編動画の再生時間が8分以上なければ配信されません。また、ポストロール広告は本編動画終了後に配信されるため離脱率が高い欠点があります。

TrueViewインストリーム広告には、再生開始から5秒以上経過したらスキップできるスキッパブル広告と、スキップできないノンスキッパブル広告があります。スキッパブル広告の長さは12秒以上3分以下におさめるのがポイントです。

広告料金はユーザーが動画広告を30 秒間(30 秒未満の広告では最後まで)視聴するか、広告を見たユーザーがインタラクティブ要素のアクションを行った場合に最大 で25 円課金されます。

TrueViewインストリーム広告(スキップ不可)

TrueViewインストリーム広告でスキップできないノンスキッパブル広告は、長さが15秒以内と決められています。料金はCPM方式で広告が1,000回が表示されるごとに発生します。

TrueViewディスカバリー広告

TrueViewディスカバリー広告は、YouTubeに表示されるバナー広告をクリックしないと再生しない動画広告のこと。料金はCPC(クリック課金)型。ユーザーが見たい動画に割り込まないのでストレスを与えず、関心の高いユーザーが視聴してくれるメリットがあります。

TrueViewアクション広告

TrueViewアクション広告は、ユーザーをコンバージョンに導くことに目的を特化したYouTube広告のこと。「アクション」とは広告の視聴者に商品購入や資料のダウンロードといった広告主が望む「行動(アクション)」をうながすことを意味します。

TrueViewアクション広告は、動画広告とは別に文字情報も掲載可能。商品やサービスの広告や商品購入ページのリンクを掲載してアクションを誘発できるため、見込客の獲得や効果的なコンバージョン促進が可能です。

バンパー広告

バンパー広告とは、スキップできない6秒間の短い動画広告のこと。TrueViewインストリーム広告のノンスキッパブル広告は最長で15秒ですが、この長さでもスキップできないとユーザーのストレスになりかねません。

そこで動画広告を6秒に短縮することで、ユーザーのストレスを軽減すると同時に広告費削減もできるのがバンパー広告のメリットです。広告が短くても強制配信で視聴率が高く、TrueViewインストリーム広告よりも手軽に配信可能です。

アウトストリーム広告

ウトストリーム広告とは、YouTubeが認定したWebサイトや専用アプリで配信されるモバイル用の動画広告のこと。配信サイトがYouTube外なので、より多くのユーザーを対象に動画広告を展開してブランドの認知度を高める効果が期待できます。

料金は、視認範囲のインプレッション単価を元に算出されます。広告が視認できない場合は料金も発生しません。

マストヘッド広告

マストヘッド広告とは、YouTubeのホームフィード(トップページ)画面の上部に表示される広告のこと。ユーザーがYouTubeにアクセスしたとき一番目立つ位置に表示できるため関心を引きやすいメリットがあります。

マストヘッド広告はPCやテレビ向けの「デスクトップビデオマストヘッド」と、スマホ向けの「モバイルビデオマストヘッド」の2種類を提供。課金方式は、掲載日数課金型のCPDかCPMのいずれかを選択して入札で決定します。

オーバーレイ広告

オーバーレイ広告とは、YouTubeの動画再生画面の下部に表示する静止画広告のこと。動画視聴のさまたげにならない位置に表示され、すぐに消すこともできるためユーザーにストレスを与えにくいメリットがあります。

オーバーレイ広告は静止画広告なので、動画広告のコンテンツ制作は不要。課金形態はクリック課金型とCPM型の2種類から選択できます。

ディスプレイ広告

YouTubeのディスプレイ広告とは、YouTubeの動画再生枠外に表示されるバナー広告のこと。オーバーレイ広告と似ていますが、ディスプレイ広告はバナーが動画の外に表示されます。ユーザーがバナーをクリックすると広告主のWebサイトやLPに遷移します。

ディスプレイ広告の課金方法はクリック課金かCPM(1,000回表示課金)です。

YouTube広告出稿にかかる費用の主な支払い方式

YouTube広告の課金額はオークションで決まるのが基本。広告の種類やターゲティング属性、競合他社の有無などによって金額が変わります。課金方式は他のWeb広告と同様にインプレッション型とクリック型のふたつに大別できます。

インプレッション型

インプレッション型とは、広告が1,000回表示されるごとに課金される仕組みのこと。広告効果の指標にはインプレッション単価(CPM)が用いられます。「CPM」は「Cost Per Mille(コスト・パー・ミル)」の略語。「コスト÷広告表示回数×1,000」で算出します。

クリック型

クリック型は、ユーザーが広告をクリックするごとに広告料が課金される仕組みです。広告効果の指標としてクリック単価(CPC)が用いられます。「CPC」は「Cost Per Click」の略語で、クリック単価のほかにクリック課金型広告の意味でも使用されます。

YouTube広告のメリット

YouTube広告のメリットはまず費用対効果が高いこと。インストリーム広告はスキップされると料金が発生しないなど、広告主に無駄な出費を求めない工夫がなされています。

また広告を出稿する際に、ターゲット属性を細かく指定できるので対象を絞り込んだ広告配信が可能。広告に興味を持ったユーザーが商品サイトにアクセスしやすいようにリンクを表示できるなど、テレビCMにはない特徴があります。

動画広告は静止画よりもインパクトが強く、スマートフォンの普及によって、時と場所を選ばずに配信できるうえ、配信地域も全世界です。広告効果や情報の拡散力はテレビを大幅に上回ります。

YouTube広告の注意点

いまや最強の広告媒体ともいえるYouTube広告にも注意点はあります。まずインストリーム広告やバンパー広告は強制的に展開されるため、ユーザーにストレスや反感を与える可能性があります。

特に本編動画の途中で配信されるミッドロール広告は、動画再生を中断するため動画の評価を下げてしまうことも。YouTube広告の多さに不満を抱くユーザーは多く、スキップ可能な広告は5秒ですぐにスキップされる傾向があります。

そのため有料のYouTubeプレミアムではYouTube広告が表示されないサービスも提供しています。またGoogle Chromeの拡張機能やアプリによってYouTube広告をブロックする方法もあります。

YouTubeに出稿すればどんな広告でも視聴されるわけではありません。ユーザーの関心と好感度を高めるにはコンテンツとしての質を向上させて、本編の動画よりもおもしろいと評価されるような上質の広告動画を作成することが必要です。

YouTube広告に強いおすすめ制作会社3選

YouTube広告は、Googleが運営するGoogle広告を利用して出稿します。動画の広告制作や出稿は専門の広告代理店に依頼するのがおすすめです。そこで、ここではYouTube広告に強いおすすめの制作会社3社をご紹介します。

株式会社電通(でんつう)

株式会社電通は日本最大手の広告代理店です。テレビCM制作の豊富な経験と実績を持ち、Web広告でも大手のナショナルクライアントを数多く担当しています。YouTubeを運営するGoogleとも関係が深く、広告効果に関する共同調査なども行っています。

株式会社博報堂(はくほうどう)

株式会社博報堂は、国内第2位の広告代理店です。クライアント企業のDXを推進する戦略組織を他社に先駆けて結成するなど価値創造型のデジタルマーケティング施策に強みを発揮する会社です。

2021年に日本で初開催された「YouTube Works Awards Japan 2021」では、Creative Effectiveness 部門とPerformance for Action 部門の2部門で受賞。名実ともに日本を代表する広告会社のひとつです。

UUUM(ウーム)株式会社

UUUMは東証マザーズに上場する日本最大のYouTuberマネジメント企業です。YouTubeをはじめとする国内のインフルエンサーマーケティング市場を長年リードしてきた経験を生かして多角的なマーケティングソリューションを提供しています。

前出の「YouTube Works Awards Japan 2021」では、YouTube Creator / Partner Collaboration 部門で受賞。Web動画制作における圧倒的なノウハウによりエンゲージメントを最大限に高める上質なコンテンツプランを提案します。

ミツカルとは

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企業のデジタルシフトを検討する担当者にとって、「検索では見つからない最新のデジタルサービスが見つかる」、「導入に関しての疑問や資料の比較・選定ができる」などメリットがたくさんあります。

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