タイアップとは　ウェブサイトに商品を紹介して貰う方法

2020年11月11日更新

この記事ではwebメディアタイアップについて解説していきます。

商品やサービスをプロモーションする手段の一つとしてあるのがwebメディアタイアップです。

タイアップには、各メディアによって特徴があり、目的にも違いがあります。

また、似たような手法としてあるのが”コラボ”です。しかしタイアップとコラボには手法や目的に違いがあります。

ここでは、webメディアタイアップについての意味や各メディアタイアップとの違いをまとめて紹介していきます。

タイアップとは

タイアップとは様々なメディアや会社・ブランドなどと協力し、商品やサービスを広告宣伝する手法のことです。

なかでもwebメディアタイアップの"webメディア"とは、web上でニュースや情報を発信しているサイトのことです。

そのメディアやメディア固有の公式SNSなどが持つ影響力を使い、商品やサービスを訴求していきます。

メディア側は出稿主（広告主）から提供された情報や成果の希望をもとに、ユーザーにとって有益な情報として提供しながら、広告として発信します。

タイアップは、ユーザーが広告として押し付けられるような気持ちを感じずに商品やサービスの情報として受け取ることが可能なことが利点です。

webメディアタイアップには、対象となる商品やサービスを担当者に取材するインタビュー形式のものや、使用した使用感などを記載するレビュー形式などがあります。

作成した記事をメディアのSNS公式アカウントで紹介したり、話題やネタとして取り上げてリプライやリツイートし、拡散を狙うといった方法もあります。

また、注意点として一般的にwebメディアタイアップは、雑誌などの紙媒体のタイアップ記事に比べて、記事チェック（校正）の回数が少ない場合が多いです。

紙媒体のメディアタイアップ記事は、記事の構成、撮影した画像の選定や色校正など、確認内容も多岐になることが多く、広告主が納得するような記事内容になるまで、複数回に渡って校正が行われることが一般的です。

それに比べwebメディアタイアップは、１～2回の校正で完成して短い期間で出稿から公開まで至る事が多いです。

これは、紙媒体のメディアタイアップは成果となる指標がwebメディアタイアップに比べて取得しにくいことから、記事や作品のクオリティをより重視して作ることで、クライアントやユーザーの満足度が高いものを目指す傾向があるからでしょう。

また、紙媒体のメディアタイアップは成果となる指標を取得しにくいことから、成果よりもクライアントやユーザーの満足度を重点的に作られるということがあるからでしょう。

そのため、紙媒体ではどちらかと言うと即効性を期待するよりも、商品やサービスのイメージを高めるようなブランディング目的で実施する手法、といった位置付けとなります。

一方、webメディアタイアップの場合は、掲載した記事のPVやSNS上のいいね！数などが取得可能です。また、自社の公式サイトやECサイトへの誘導も狙うことができるため、クオリティよりも、成果や数字に繋がるタイアップを行う時に向いている手法ということがいえるでしょう。

webメディアタイアップを依頼する際の、メディアの選び方には様々な方法がありますが、通常はタイアップする商品やサービスに関連する事について扱うメディアに依頼するのが一般的でしょう。

タイアップとコラボの違い

コラボとはコラボレーション（collaboration）の略で、直訳すると共同作業・共同して創造するという意味です。

商品やサービスを訴求するためのコラボも同じ意味で、違う会社やブランドと共同した商品やサービスをユーザーに提供し、お互いのメリットを高める手法になります。

例をあげると、ゲームなどに他社のゲームキャラクターやアニメのキャラクターを登場させるなどです。

他には、ファッションブランドとスポーツブランドが共同してそれぞれの特徴を活かした商品を発売するなどです。

コラボすることで、お互いのファンが認知することにもなり、それぞれの購買につながるというメリットにもなります。

広い意味では「タイアップ」も「コラボ」も互いの会社やブランド、メディアにメリットはありますが、タイアップは「提携」コラボは「共同」というのが違いという事になります。

メディアタイアップとは

メディアタイアップとは、メディアを使って自社やブランドなどの情報や価値を広く一般に向けて発信する広告手法のことです。

メディアとは、テレビやラジオ、雑誌や新聞などのマスメディアがあり、前記したweb上でニュースや情報を発信しているwebもその一つになります。

各メディアタイアップにはそれぞれで特徴があり、手法が違います。

メディアタイアップを行う目的は、商品やサービスのブランドに対するイメージを高めるようなブランディングを目的としたものから、タイアップした記事などから自社のwebサイトやECサイトなどに読者を誘引することでサービスや商品の購入を目的としたものなど様々です。

メディアタイアップを行う上で、実施する目的に合致したメディア、タイアップ内容かどうか、また商品やサービスのターゲットが閲覧しているメディアかどうかを事前に確認した上で実施することが成功に向けたポイントになります。

タイアップをする目的や効果には違いはありますが、広義の意味で各メディアを使った宣伝広告の手段のことを「メディアタイアップ」と言います。

その他タイアップとは

その他のタイアップとして、レコード会社がアーティストの知名度をあげるためにドラマ主題歌や映画主題歌を提供するといった楽曲タイアップや、特定のショップでしか買えない仕様になった「ショップ限定商品」などの小売り店舗とのタイアップもあります。

タイアップの値段はいくらくらい？

メディアタイアップの値段は、そのメディアが持つ影響力や規模によって様々です。

webメディアタイアップも同じく、そのメディアの影響力や認知度、規模によって基本となる値段が変わります。

また、掲載期間や広告の種類、作成する内容によっても値段が変わり、求めている広告の成果が高くなるほど、当然ながら値段が高くなる傾向があります。

webメディアタイアップは、掲載メディアや実施内容によって値段の差が大きく、メディア側がタイアップの料金を公開していないケースが多いため、実施を検討する際は各メディアに問い合わせ、媒体資料を取り寄せる必要があります。

なお、おおよその目安としては「50万円～200万円」くらいが平均値と言われています。

まとめ

• タイアップとは様々なメディアや会社・ブランドなどと協力し、商品やサービスを広告宣伝する手法のことです。
• メディアタイアップとは、メディアを使って自社やブランドなどの情報や価値を広く一般に向けて発信する広告手法のことです。
• 大まかな意味としてタイアップは「提携」コラボは「共同」という違いがあります。
• webメディアタイアップは、掲載した記事のPVやSNS上のいいね！数などが取得可能です、自社の公式サイトやECサイトへの誘導も狙うことができるため、即効性のある成果や数字に繋がることを目的とした時に向いている手法です。
• その他のタイアップとしてアーティストの知名度をあげるためにドラマ主題歌を提供するといった楽曲タイアップや、「ショップ限定商品」などの小売り店舗とのタイアップがあります。
• webメディアタイアップの値段は「50万円～200万円」が平均値と言われていますが、実施するメディアや内容、求める成果などで変わってきます。