ビジネスメディアのミツカル記事カテゴリ:マーケテック【おすすめSNSマーケティング支援会社9選】SNS活用の重要性と注意点を解説。各社の比較表あり。

【おすすめSNSマーケティング支援会社9選】SNS活用の重要性と注意点を解説。各社の比較表あり。

#マーケテック

この記事ではSNSマーケティングについて解説します。多くの人がコミュニケーションツールとして、また情報収集のツールとしてSNSを利用しています。

そのような背景もあり、企業のマーケティングとしてSNSを活用することは一般的になってきました。マーケティングのために運営できるSNSは複数ありますが、それぞれで特性があり運用方法も異なります。

ここでは、SNSマーケティングのポイントや各SNSの特徴、SNSマーケティング支援会社について紹介します。

企業のSNSマーケティングで考えるべきポイント

SNSを活用し成果をあげるためには、ポイントを抑えた運営が必要になります。ここでは項目別にその内容を解説し、企業がSNSを運営する際に考えるべきポイントを解説します。

目的を明確にする

企業でSNSの運営をする場合は、まずその目的を明確にすることが大切です。

SNSマーケティングの出来ることは、「商品のプロモーション」「ユーザーとのコミュニケーション」「ブランドイメージの構築」など多岐にわたります。全てが運営する上で大切なことではありますが、運営する「目的」は明確でなければいけません。

SNSマーケティングを効果的に行うためには、投稿内容や頻度、ブランディングを上手く運用する必要があります。そのためには、何を一番の目的にするか明確にすることが必要です。

最適なSNSを選定する

SNSには、TwitterやInstagramなど様々な種類があります。それぞれで特徴や特色があり、目的に応じて最適なSNSを選定することが必要です。ユーザーの属性一つとっても、若年層が多いSNS、ビジネス層が多いSNS等、様々な違いがあります。

それぞれのSNSごとに特色が違うので総合的に判断する必要がありますが、明確にした目的に応じて最適なSNSを選ぶことが大切なポイントとなります。

アカウントの人格を固める

SNSマーケティングで成果をあげるためには、アカウントの人格を固める必要があります。一人称や文体が投稿によってバラつきがあるよりは、常に変わらないキャラクターを維持した方がユーザーからの認知度は高まりやすいと言えます。

アカウント開設の際にどのような投稿内容にするか、主語は企業全体かSNS運用の担当者か、硬い文章にするかフランクな文章にするかなど、細かく設定しておくと良いでしょう。

SNSはお互いの顔が見えないコミュニケーションになるので、人格がしっかりしている方が安心できるというのもポイントになります。

SNSマーケティングのメリットである、「ユーザーの本音が聞ける」「コアなファンが構築出来る」を得るためには重要な部分と言えるでしょう。

最適な頻度とタイミングを見極める

SNSマーケティングでは、最適な頻度とタイミングで投稿することが成果をあげるために必要です。コアなファンや有益な情報であればユーザーは、投稿を心待ちにすることになります。そのため、投稿されるタイミングや頻度はとても重要です。

ある程度、決まった頻度やタイミングで投稿されれば、ユーザーは閲覧することが習慣化され、それだけ安定した閲覧数につながります。また、ターゲットによってSNSの利用時間にもバラつきがあります。

運用目的のターゲティングに対して、最適な頻度とタイミングを見極めて投稿することは、成果をあげるための大きなポイントと言えます。

各SNSの特徴

SNSは、それぞれで特徴が違います。ここではSNSマーケティングを行う際の各SNSの特徴を解説していきます。

Instagram

Instagramは、比較的若年層の女性に人気が高い、画像や動画を中心としたSNSです。Instagramで多くのフォロワーやファンを持つ「インスタグラマー」は、高い影響力と閲覧数を持ち、その投稿は多くのユーザーに影響を与えています。

マーケティング手法として、インスタグラマーとのコラボレーションやプロモーションは成功しやすい手法と言えるでしょう。

「インスタ映え」という流行語を生み出したように、ファッションや飲食など、綺麗やおしゃれに興味を示すユーザーが多く利用しています。

Twitter

Twitteerは、140文字以内のテキストや画像・動画の投稿ができるSNSです。匿名で利用できる気軽さがあり、幅広い属性のユーザーが利用しています。

また、有名人や著名人が情報発信に利用することや、ニュース性の高い情報がいち早く拡散されるSNSであるため、コミュニケーションだけではなく情報収集に利用されているというのも特徴です。

投稿に対しては、「いいね」「リツイート」などで気軽に反応できるので、ユーザーからの声を集めやすく、投稿内容でファンを増やすなどの運用が可能です。

さらに大きな特徴として、SNSの中でも特に拡散力が高く、予想以上の成果があがることもあります。

インプレッションやクリック率などの成果は「Twitterアナリティクス」で確認することが可能なので、データを見ながら効果的な運営をすることも可能です。

「Twitter広告」以外は無料で利用が可能であり、運用次第ではプロモーションやブランドイメージアップなどのマーケティングを網羅できます。

注意点として、拡散力が高いが故に、ネガティブな情報もあっという間に拡散されてしまうので常に「炎上」のリスクがあります。手軽に利用できる反面、運用にはTwitterの特性を熟知して慎重に行わなければならず、その人材や時間の確保などが必要なSNSです。

LINE

LINEでは、日本人が最も頻繁に利用するメッセージ送信アプリです。それぞれで「メッセージの配信数」「タイムラインの投稿数」「送信できるメッセージ形式」「送信時のターゲティング機能」などに違いがあります。

日本国内でのアクティブユーザーは8,300万人にものぼり、幅広い属性のユーザーが利用しているSNSなので、様々なターゲティングやプロモーション戦略が可能というのが一番の特徴でしょう。

最近では購入前の問い合わせなどの顧客対応の窓口にLINEを取り入れるなど企業も多く、利用ユーザーの多さを利用して、マーケティング以外の活用法も注目されています。

アクティブユーザーの数 参照:
"2019年12月期第4四半期決算説明会 LINE株式会社"
https://scdn.line-apps.com/stf/linecorp/ja/ir/all/FY19Q4_earning_releases_JP.pdf

Facebook

Facebookは、30代以上のビジネス層の利用が多いSNSです。実名での登録になるため、ユーザーと信頼性の高いやり取りが可能であり、Twitterと比べると炎上リスクが少ない特徴があります。

プロフィールなどから、細かいターゲティングでマーケティングを行う運用に向いています。また、「Facebookページ」と呼ばれるビジネスページを併せて運用すると、さらに効果的に成果をあげることが可能です。

無料で利用可能ですが、「Facebook広告」を利用すれば広告枠に広告出稿が可能になるので、様々な企業から広告媒体としても注目を浴びているSNSです。

社内で行うか代行サービスに頼むか

昨今においてSNSを活用したマーケティングは不可欠といえ、非常に高い効果が可能なマーケティング手法ですが、運用に知識と時間が必要なマーケティング手法です。

そのための人材や部署、時間が無い場合は新たに確保するか、できない場合は「SNS運用代行」サービスに依頼しなければいけません。

それぞれでメリット・デメリットがあり、目的に応じて選択する必要があります。コストもどのくらいの範囲を依頼するのかで、大きな開きがあるので目的とする成果に対してのバランスも必要です。

記事作成や投稿だけを依頼するのか、投稿に対する返信からレポート分析まで全て依頼するのかで、運用スタイルも変わります。社内で行うか代行サービスに頼むかは、SNS運営する目的や重要度、緊急性など総合的に判断して選択することが大切です、

SNS運用代行サービス選びのポイント

SNS運用代行サービスに依頼する時には、「同業種での実績」「費用の明確さ」「担当者のレスポンス」をポイントにすると良いでしょう。

SNSマーケティングは、業種によっても運用が変わるので、その業種でどのくらいの実績があるかを確認することが大切です。

費用はどのくらいかかるのかを確認するのはもちろんですが、イレギュラーがあった時の費用や、メンテナンス料金など細かい部分まで確認することが必要になります。

また、複数の代行サービス会社と比較して適正な価格かを確認することも大切でしょう。SNS運用代行サービスに依頼する際には商品やサービスの内容、成果の確認など担当者と密に連絡を取り合い結果につなげることが重要になります。

担当者との連絡方法や、レスポンスの確実さもSNS運用代行サービス選びのポイントになります。

おすすめのマーケティング支援会社9選

サイバーエージェント

サイバーエージェント

SNS含めデジタル広告の総合代理店。
戦略設計、クリエイティブ、運用から効果測定まで、ワンストップで対応。

https://www.cyberagent.co.jp/service/internetad/

AIやインフルエンサーを活用した最先端のテクノロジーとの組み合わせ施策を実行。

ソーシャルワイヤー

ソーシャルワイヤー

アットプレスやNEWSCASTなどのプレスリリース配信エンジンを運営しており、PRやインフルエンサー施策と掛け合わせたSNS運用が実現できる。

https://www.socialwire.net/service

コムニコ

コムニコ

これまで大手企業を中心に、1,440件(2013年4月から2022年3月までの累計)の運用支援実績がある。

社会的な責任がともなう大手企業として、災害やトラブル発生などにも適切に対応できる。

https://www.comnico.jp/

ライトアップ

ライトアップ

SNS運用だけの専任担当をつけないことが特徴で、コンテンツマーケティングの多角的な視点から企画・提案できるよう、SNS領域にとどまらず、メルマガやWebコラム、診断コンテンツ、LP・サイト構築など幅広い案件をカバーする。

https://www.biz4.jp/social_media

メンバーズ

ソーシャルメディアマーケティング黎明期からFacebookマーケティングで着実に実績を積んできた企業で、効果がわかりにくい、SNSマーケティングのROIを測定することにコミットしている。

https://www.members.co.jp/

Tenmu

メンバーズ

少数精鋭のチームとリーズナブルな価格で比較的小規模のSNS運用にも対応している。

フルスピード

サムライと

SNSで投稿するコンテンツとして、最大の引きである画像や写真を、専属のクリエイターが制作。

https://growthseed.jp/service/sns_consulting/

プロジェクトカンパニー

マーケティングDXの総合ソリューションカンパニー。データドリブンなSNS運用に加え、CRMやMAの導入支援を行っている。

https://projectcompany.co.jp/

ガイアックス

企業のSNS活用に関するノウハウの蓄積とデータ分析を行い、自社メディアである「ソーシャルメディアラボ」のコンテンツとして公開。それを活用したSNSコンサルや運営代行を実現。

https://www.gaiax.co.jp/portfolio/

SNSマーケティング支援会社 比較表

サイバーエージェント最先端のテクノロジーを活用。
戦略、クリエイティブ、運用、効果測定まで、
ワンストップで運用。
ソーシャルワイヤーPRと掛け合わせたSNS運用を実行。
コムニコトヨタ、キリン、富士通、森ビルなどの大手企業の実績が豊富。
ライトアップ診断コンテンツや取材インタビューの実施など、
SNSで話題になる施策も合わせて提案
メンバーズソーシャルメディアマーケティングROI最大化にコミット
Tenmu中小企業を中心としたSNS運用に特化
フルスピード専属のクリエイターによる高品筆の素材作成
プロジェクトカンパニーSNSマーケティングを起点に、CRMやMA導入支援。
ガイアックス企業のSNS活用に関するノウハウの蓄積を取材して獲得

SNSマーケティング支援会社の利用経験者アンケート

ミツカルは2022年12月に、日本全国の経営者1000名を対象としたSNSマーケティング会社の満足度調査を行いました。

SNSマーケティング支援会社会社の利用経験がある、と回答した119名に対して、契約しているSNSマーケティング支援会社の満足度を「戦略立案・コンサルティング」「企画プランニング・アイデア」「各施策の実行・成果」「効果測定・PDCAサポート」「費用」の5項目で尋ねました。

最も高い満足度となった項目は「企画プランニング・アイデア」と「各施策の実行・成果」です。全体の42%が「非常に満足している」「満足している」と回答しました。一方で、最高い不満度となった項目は「費用」です。全体の22%が「非常に不満」「不満」と回答しました。

企画面や、施策の実行面では一定評価を獲得している一方で、費用対効果の効果を実感していない方も一定数いるようです。

まとめ

・企業のSNS運営は「目的を明確にする」「最適なSNS選定」「アカウントの人格を固める」「最適な投稿頻度とタイミング」がポイントです。

・SNSマーケティングは目的に応じて各SNS特性・特徴を理解して選定、運用する必要があります。

・SNSマーケティングは運用に知識と時間が必要なマーケティング手法です。

・SNSマーケティングの成果をあげるためには、SNSを効果的に運用できる知識を持った人材や時間の確保が必要になります。

・SNSマーケティングを社内で行える状況にない場合は、SNS運用代行サービスに依頼する方法があります。

・SNSマーケティング支援化社選びは「同業種での実績」「費用の明確さ」「担当者のレスポンス」がポイントになります。

執筆者プロフィール

ミツカル編集部 石塚 健朗
ベンチャーキャピタルでアナリストとしてスタートアップ投資業務に従事した経験を基に、面白法人カヤック、日本テレビ、リクルートでtoC領域からtoB領域まで複数の新規事業立ち上げを経験後、ベクトルグループのパフォーマンステクノロジーズ社に参画。@Takeroishi

フルスピード SNS運用代行サービス

Tenmu「SNSマーケティング支援・運用代行」

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