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オフィス向けスマートロックのおすすめ12選:特徴、メリット、デメリット、口コミを徹底比較!

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コロナ渦以降、働き方も変わり、企業の出社動向やオフィスの在り方や使用方法なども様々となってきています。それに伴い、オフィスの鍵の管理や入退室管理などを検討することも出てくるでしょう。そこで今回は、鍵の解錠・施錠や入退室管理などをスムーズにし、業務効率化を推進してくれるオフィス向けスマートロックを紹介します。おすすめのスマートロックから、メリット、デメリット、口コミなども紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

オフィス向けスマートロックとは?

オフィス向けスマートロックとは、既存の鍵に電気通信機器を取り付けてスマートフォンやICカード、暗証番号などを用いて鍵の施錠や解錠ができる機器(システム)のことです。

グローバルインフォメーションが2023年1月に発表したレポートによると、COVID-19の流行により、今後も商業ベースでの採用が大幅に増加する見込みとされています。

工事しなくても簡単に取り付けできる機器が多いため、近年ではオフィスのみならずコワーキングスペースなどでも導入が進んでいます。

参照:スマートロック市場- 成長、動向、予測(2023年-2028年)|グローバルインフォメーション

オフィス向けスマートロックの主な機能

オフィス向けスマートロックには、以下のような機能が搭載されています。

<主な機能一覧>

機能詳細
解錠・施錠個人のスマートフォンや社員証などICカードなどを使って鍵を施解錠できる機能。
入退室の管理誰が・いつ・どこに入退室したかを管理できる機能。
入退室の権限設定クラウド上で鍵を発行したり、無効にしたりなどの設定ができる機能。
複数拠点の一括管理各所に設置したオフィス向けスマートロックを一括管理できる機能。
セキュリティ対策セキュリティルームの遠隔施解錠、社員の属性や時間・曜日ごとの入退室エリアの制限などができる機能。
外部システムとの連携入退室記録(ログ)を勤怠システムなどの外部システムと連携させる機能。

オフィス向けスマートロック導入のメリット

オフィス向けスマートロックを導入すると、現在鍵の施錠で感じているさまざまな煩わしさから解放されます。ここではオフィス向けスマートロックを導入するメリットを紹介します。

セキュリティが向上する

スマートロックにはオートロック機能が搭載されているので、鍵の閉め忘れを防ぎ、セキュリティリスクを下げることができます。施解錠履歴(アクセスログ)が残るので、いつ、誰が、どのタイミングで入退室したかが簡単に把握できるようになります。また、入退室の権限設定ができるスマートロックを導入すれば、入室者の制限もできるため、情報漏洩や不正侵入も防止することができます。

アクセス管理が簡素化できる

スマートロックでは、複数のスマートロックを一括管理できる機能も搭載されています。各拠点の施解錠をまとめてできたり、それぞれの権限を管理できたりなど、アクセス管理が簡素化できます。

勤怠管理も可能

さまざまな機能が搭載されているスマートロックですが、鍵の管理だけでなく勤怠管理も可能な機器(システム)もあります。勤怠管理が搭載されたスマートロックを導入すれば、タイムカードを使う必要がなくなるので、その分コストや社員の手間を省くことが可能です。非搭載のスマートロックでも、他社の勤怠管理ソフトと連携できることもあるので必要な場合はあらかじめチェックしておきましょう。

遠隔での操作も可能

スマートロックには、リモート操作機能の付いた機器(システム)もあります。そのため、出先でも施錠状況を確認できます。鍵をかけ忘れた場合や、逆に持ってくるのを忘れた場合も、スマホ上のアプリなどで操作できるのでとても便利です。

管理部門の工数削減につながる

従来の鍵であれば、人数や扉の数ごとに鍵をつくったり、施解錠のために人を雇ったり、多くの煩わしさがありました。その点、スマートロックは、手持ちのスマートフォンや社員証を鍵代わりに使用できるので、準備の手間が省けます。先進的な印象もあるので、企業の魅力アップにも繋がります。

オフィス向けスマートロック導入のデメリット

スマートロックの導入にはさまざまなメリットがありますが、同様にデメリットもあります。具体的にどんなデメリットがあるのか、紹介していきます。

コストがかかる

スマートロックには、初期費用や月額費用、レンタル代金など、さまざまな費用が発生します。買い切り型の場合は月額費用はかかりませんが、サブスクリプション型やシステム利用型の場合、月々費用を払い続ける必要があるため、注意しましょう。

障害などのトラブルもあり得る

スマートロックは電気通信機器のため、通信障害などのトラブルやハッキング、情報漏洩の危険性なども潜んでいます。そのほか、スマートロック本体、スマートフォンの充電が切れると使用ができなくなるケースもあります。こうしたトラブルに備えて、スマートロックを導入する際には、緊急時のサポート体制の確認をしておくと安心です。

オフィス向けスマートロックを選ぶ際のポイント

スマートロックは販売元によってそれぞれ搭載されている機能などが異なります。「とにかく多機能なものを選べば良い」というわけでもありません。ここで紹介するスマートロックを選ぶ時のポイントを参考に、自社との相性や条件が合うものを選ぶのが大切です。

設置方法

スマートロックは大きく分類すると「後付け型」と「交換型」の2種類あります。それぞれ、下記のような特徴があります。

特徴
後付け型既存ドアに後から取り付けるタイプ。多くの後付け型の製品はサムターンに機器を被せるもので、両面テープなどで貼り付けて設置します。工事の必要がなく簡単に設置できるので、賃貸でも気軽に取り入れられるのが特徴。後付け型は既存の鍵も使用できるため、スマートロックになんらかのトラブルが発生しても安心です。
交換型鍵のシリンダー自体を交換するタイプ。工具と技術がある場合は専門業者に依頼しなくても交換はできますが、穴開けなどが伴う場合がほとんどなので賃貸物件であれば管理会社や家主にきちんと承諾を得ておく必要があります。費用がかさんだり、許可が必要になったりと少々煩わしさがありますが、後付け型よりも劣化によって外れる心配がないのがメリットです。

解錠方法

スマートロックにはスマートフォンやICカード、暗証番号など、さまざまな施錠・解錠方法があります。例えば、暗証番号タイプであれば、社員それぞれがスマートフォンにアプリなどを入れる必要がなく、利便性が高まるなどの特徴があります。どの施錠・解錠方法が自社にあっているのか判断して選びましょう。

勤怠管理との連携有無

製品によっては、CSVファイルなどを介することなく、自社で使用している勤怠管理システムや労務システムと連携できるものもあります。システム連携することで業務の効率化をより進めることができます。

また、紙のタイムカードを使っている場合は、勤怠管理機能が搭載されたスマートロックを選び、導入のタイミングでタイムカードを廃止するという選択肢もあります。

利用人数・会社規模

利用人数や会社の規模を基準にスマートロックを選ぶのもひとつのポイント。10人以下の会社から数百人が在籍する会社まで、人数や規模感は会社によってさまざまです。人数や規模によって、最適なスマートロックは異なり、少人数の会社であれば、自身で取り付けができる「後付け型」や、必要最低限の機能が搭載されたスマートロックで十分ですが、人の出入りが激しい会社や、たくさんの機密情報や貴重品を扱っている場合は、高度なセキュリティ機能が搭載されたスマートロックを選ぶのが適切です。

コストパフォーマンス

スマートロックは、製品によってコストが異なります。それぞれに機能が異なり、どのような機能をつけるかによって費用も異なってきますので、自社に必要な機能を明確にして選ぶことも大切です。

オフィス向けスマートロック導入の手順

ステップ1:ニーズと課題の洗い出し

まずはスマートロックの導入にあたり、解決したい課題や求める条件を整理しましょう。鍵管理をスマート化したい、入退室の管理(セキュリティ)を強化したい、勤怠管理などの業務もまとめて効率化したいなど、優先順位を付けると製品の選定がスムーズになるでしょう。

ステップ2:予算の確定

スマートロックの導入には、初期費用や月額費などの費用がかかってきます。スマートロック本体の価格相場は1万円〜5万円程度ですが、設置方法や買い切り型、サブスクリプション型など種類によってかかる費用が異なりますので、自社の予算を決めてから製品を選定するのがおすすめです。

ステップ3:製品の選定

自社のニーズ、課題を洗い出し、予算も確定したら、実際に製品を選定していきます。スマートロックの設置方法や解錠方法が自社に適切か、勤怠管理との連携はできるか、どのくらいのユーザー数や会社規模に対応しているかなどを確認した上で、費用も合わせて比較すると、コストパフォーマンスの高い製品が導入できます。

ステップ4:導入と設置

導入する製品を決めたら、実際に設置していきます。上記でも紹介したように、「後付け型」と「交換型」タイプ、それぞれで設置の方法は異なります。「後付け型」であれば、業者などを呼ぶ必要がなく自社で設置が可能ですが、「交換型」の場合、工事が必要です。賃貸物件の場合は必ず取り付ける前に、管理会社や家主に取り付けの許可を取るのも忘れずに。

通常のドアノブやサムターンであれば概ね取り付けできますが、押して開けるタイプのドアなど、一部付けられないものもあります。取付前にドアノブとサムターンの距離が近すぎないかなどの確認もしておくと安心です。

ステップ5:設定とプログラミング

設置が完了したら、入退室の権限設定やセキュリティ、外部システムとの連携など、自社仕様に設定、プログラミングしていきます。同時に社員への周知も行ないましょう。導入したもののスマートロックの使用方法や注意点を伝えていなければ、スムーズな入退室を妨げる、部屋から締め出されてしまうなどのトラブルの原因になってしまいます。導入する際にはきちんと社員への周知も徹底的に行ないましょう。

ステップ6:運用開始と継続的な改善

運用を開始したら終わりではなく、スマートロックには定期的なメンテナンスや、より効果的に活用するために継続的な改善が必要になります。各製品によって手厚さは異なりますが、それぞれにサポート体制があるので、運用時にトラブルが起きても安心です。

おすすめのオフィス向けスマートロック12選

オフィス向けスマートロックは、さまざまな種類のものがリリースされています。特におすすめのものを、特徴などと併せて紹介します。

bitlock PRO

「bitlock PRO」は、工事不要で簡単に設置できる後付け型のスマートロックです。魅力は圧倒的な導入コストの低さ。初期費用0円、月額3,480円〜にも関わらず、ICカード扉解錠、パスコード解錠、入退室権限管理、複数拠点の管理など、さまざまな機能を持ち合わせていてコストパフォーマンスが高い商品です。解錠方法もスマートフォン、ICカード、社員証など多彩。ビットキーカスタマーサポート専門チームがあり、プロダクトの導入から運用までをきちんと支援しながら、不具合にも柔軟に対応してくれます。

<費用>

初期費用:0円月額費用:3,480円~/台

<口コミ>

・他社から乗り換えしましたが、コストを半額近くまで削減できました。他社製品設置時にIPアドレスの設定などで苦労したものの、LTEモデルのおかげで導入がかなり楽でした。設置やICカード登録などで困っている際にも手厚くサポートしてもらえました。コストを抑えながら機能等遜色なく使えて満足。本体下部をタッチすると、内側からの開錠が可能になる点も便利だと感じました。

・手持ちのスマートフォンをかざすだけで簡単に入退室ができます。IDで「誰が・いつ・どこに」入室したのかなどすべてわかるのでセキュリティ面に関しても向上しました。これまで従業員が交代制で行なっていた鍵当番も必要なくなり、手間を省くことができ満足です。

「bitlock PRO」公式サイトはこちら

Akerun入退室管理システム

「Akerun入退室管理システム」は、工事が不要。ドアに貼り付けるだけで設置できる後付け型のスマートロックです。特徴は、普段から使っているICカードやスマホ、社員証を鍵として使えること。その他、入退室履歴の管理、複数の拠点管理、アクセス権限管理などに対応し、クラウド上で入退室や出社状況を簡単に確認できるのも魅力です。勤怠管理システムとの外部連携や時間帯・曜日を指定した鍵を即時発行などもできます。

<費用>

初期費用:0円月額費用:要問い合わせ

<口コミ>

・大幅な工事が不要で、簡単に取り付けられて施錠管理ができる。 入退出もログ抽出が可能で管理がしやすいです。

・これまで、オフィスの鍵は管理者以上しか持っていなかったため、施錠・解錠での鍵の貸し借りなどが発生し、煩わしい状況でした。 Akerunを導入してからは、スマホで施錠・解錠ができるようになったため、鍵の複製、紛失などのリスクを抑えつつ、業務を効率化することができるようになり非常にありがたいです。

「Akerun入退室管理システム」公式サイトはこちら

RemoteLOCK

「RemoteLOCK」は、工事が必要な交換型のスマートロックです。業者による取り付けが必要となりますが、Wi-Fi接続型かつ、アプリ不要で暗証番号式のスマートロックになるので、入室のために持ち歩くものは一切ありません。暗証番号は遠隔管理をはじめ、同時に複数個の設定ができたり、複数拠点で連動ができたり、遠隔解錠、権限管理などフレキシブルに設定できるのが魅力です。外部システムの連携も可能で、上手に組み合わせれば会議室の運用業務の自動化なども実現できます。

<費用>

初期費用:50,000円/台~月額費用:月額1,500円/台~

<口コミ>

・鍵本体の購入費、取り付け工事費が必要ですが、鍵やスマホを持つ必要がないので正真正銘のスマートロックシステムと言えます。入退室の履歴も自動保存されるので、安全性も問題ないです。

・宿泊施設に導入。人材不足の問題を抱える地域でも、鍵の発行を自動化できることにより無人化経営が実現でき、満足しています。

「RemoteLOCK」公式サイトはこちら

カギカン

「カギカン」は、工事不要で、既存の鍵に両面テープ貼り付けるだけで設置できる後付け型のスマートロックです。スマホやICカード、PINコードなど、シーンに合わせた鍵管理ができます。入退室管理やオートロック機能が搭載されているから、締め忘れによる盗難や情報漏洩リスクが防げるのも特徴のひとつ。サポート体制が充実していて、メールでのサポートの他、鍵の取り付けに必要な電池・両面テープなどの備品はすべて無料で追加発送してもらえます。機器の故障・不具合などが起きた際にも無料で交換してもらえるのもポイントです。

<費用>

初期費用:0円月額費用:5,900円/台~

<口コミ>

・交通系のICカードなどが登録できるので、専用カードを作る必要がなく助かります。 入退室のログに関しては、クラウドにアップして保管するような方式で、万が一停電などでサーバーダウンした場合でも本体にログを保存してくれる点も良い。費用に関しても、他社では年間契約のみのところが多いですが、カギカンは月間単位で契約できるので、必要に応じて使用することができるのも良いです。

・専用のデバイスをドアに取り付け、スマホ端末にQrioLockアプリをダウンロードすれば実際のカギを持たずにスマホ一つで施錠、解錠ができて非常に便利です。 また、施錠や解錠を選択する画面のアイコンが大きいので操作がしやすいです。

「カギカン」公式サイトはこちら

SESAME Biz(セサミビズ)

「SESAME Biz」は、工事不要で今ある鍵に取り付けるだけで設置できる後付け型のスマートロックです。使いやすさを追求し、シンプルな機能と操作性にこだわっているため、マニュアルを読む必要はありません。​​ICカードやQRコードなどでの施解錠、入退室の履歴管理、遠隔操作などの機能が搭載されています。最低限必要な機能だけを厳選したシンプル設計で、費用もリーズナブルに抑えられます。

<費用>

初期費用:0円月額費用:要問い合わせ

<口コミ>

・費用が安価なので、とりあえずシステムを導入してみたいと考える企業におすすめです。初期費用は無料(デバイス代のみ)で、ユーザー3人までなら0円で始められます。

・特殊アダプターを利用すれば、ほぼすべての鍵に取り付けできるので安心です。スマホアプリや独自のNFCタグ、QRコード、Apple Watchなどでの解錠にも対応しているので便利です。

ALLIGATE(アリゲイト)

「ALLIGATE(アリゲイト)」は、工事が必要な交換型のスマートロックです。運用開始までに少し時間がかかりますが、専門の作業員が設置工事を行うので、落下や剥がれなどの心配がありません。セキュリティ専業メーカーが運営しており、高品質なセキュリティ対策があることはもちろん、導入前後にもアドバイスをしてもらえるのが特徴です。ICカードやスマホなどでの扉解錠、オートロック、入退室権限管理、複数拠点の管理など、標準機能としてたくさんの機能が搭載されています。

<費用>

初期費用:50,000円/台~月額費用:16,500円〜/台~

<口コミ>

・ラインナップが豊富なのが良い。電源タイプや電池タイプ、引き戸対応や自動扉対応など、様々な製品が展開されているので、自社に最適な製品を導入できます。

・クラウド型が決め手です。 この手の製品は今までサーバーが欠かせず、ランニングコストが割高になる傾向にありましたが、それも改善されました。

「ALLIGATE」公式サイトはこちら

PicoA(ピコア)

「PicoA」は、電気錠、アダプタ、カードリーダーを扉に取り付けるタイプの交換型のスマートロックです。NFC対応ICカードと遠隔操作による施解錠が可能。特徴は、カードリーダーにUSBスロットを内蔵していること。USBメモリを使ってデータのアップロードやダウンロードが行なえます。また、専用のアプリを使ってPCで履歴管理やカードデータの一括管理にも対応しています。

<費用>

初期費用:要問い合わせ月額費用:要問い合わせ

<口コミ>

・機器費用が導入コストに含まれているので安価に抑えられます。出入管理システムの導入に踏み切れていない中規模・小規模企業にも導入しやすいシステムとなっています。

・「FeliCa」「Mifare ®」 に対応しており、携帯やスマホ、交通系電子マネーなども使えるので便利です。

「PicoA」公式サイトはこちら

iDoorsクラウド

「iDoorsクラウド」は、ドアの解錠・施錠を電気信号で行う電気錠タイプ(交換型)のスマートロックです。カード認証や指紋認証、顔認証までさまざまな認証方式を利用できます。顔認証タイプのリーダーは、マスクを着けたままでも認証可能。API連携すれば、勤怠管理や入室申請、アラートメール送信機能などを活用して、業務も効率化できます。オートロックやアンチパスバックなども搭載しているため、セキュリティ対策も万全です。

<費用>

初期費用:583,000円〜/台~月額費用:11,000円〜/台~

<口コミ>

・クラウド型なので導入しやすく、コストも安価。クラウド上から遠隔操作もできるので便利です。 非接触型で鍵を使わず、ICカードやスマホ、顔認証など解錠・施錠できるのも良い。

・初期費用は割高ですが、長期的に使うと総支払額が逆転してコストパフォーマンスが良くなるのではないかと感じています。

「iDoorsクラウド」公式サイトはこちら

SPLATS PASS(スプラッツパス)

「SPLATS PASS」は、工事が必要な交換型のスマートロックです。設置工事は必要ですが、SIM搭載デバイスのため、ネットワーク工事はなし。ICカードやQRコードでの解錠に対応し、ログはクラウド上の専用管理サイトに記録されます。全国に拠点があり、不具合の際は各拠点から出向に来てくれるので地方での導入も安心。24時間365日稼働のカスタマーセンターなどサポート体制が充実。その他、急な停電などが発生した際にも一定時間の動作ができるようにコントローラー内にバックアップバッテリーを標準搭載しているのも魅力です。

<費用>

初期費用:要問い合わせ月額費用:9,000円〜/台~

<口コミ>

・入退室管理機能では、ただ扉の施錠解錠ができるだけでなく、入退室の履歴も自動的に記録されます。そのデータは専用のWebサイトから閲覧や設定できるのでとても便利!在室管理機能も標準搭載されているのも良い。

・一般的な電気錠や電磁錠、ストライク錠、モーター錠、自動ドアなど様々な扉に対応しています。認証方法も豊富で、オプションをつければアプリを使ったスマート認証や顔認証などにも対応できるのが嬉しい。

「SPLATS PASS」公式サイトはこちら

KEYVOX

「KEYVOX」は、工事が不要な後付け型のスマートロックです。ドアの解錠・施錠はもちろん、部屋の在庫管理や予約管理、チェックイン、決済などにも対応しているため、ホテルやレンタルスペース、レンタルオフィスで多く利用されています。特徴は、オンライン・オフラインの10種類以上のロック形式が選べること。ICカードやQRコード、アプリ、暗唱番号などさまざまな方法で解錠可能。また、API連携も柔軟で、宿泊ビジネス用のサイトコントローラーや、レンタルスペースなどの時間貸し事業での基本であるGoogleカレンダーなど、空間ビジネスに不可欠な各種サービスと連携できる他、自社システムともスムーズに接続できます。

<費用>

初期費用:0円〜(初期設定を依頼する場合は250,000 円(税込))月額費用:2500円〜/月×ロック数(アクセス管理システム基本料金)

<口コミ>

・オプションですが、部屋在庫管理や予約サービスが利用可能なのでレンタルスペースで採用しています。煩雑な管理がスムーズになって大変便利です。

・ツールを使えば、会社にいる従業員数が把握できて、工場内で災害、事故が起きた際も迅速に従業員数を知流ことができるので、素早く避難ができて安全面での環境向上にも。そのほか、残業などの出勤時間をより細かく管理する事ができます。

「KEYVOX」公式サイトはこちら

VeriKey(ベリキー)

「VeriKey」は、電池式で配線工事の工事が必要な後付型のスマートロックです。LANなどのネットワーク回線が不要なので、電気工事のみで設置できます。ハンズフリー解錠ができるのが特徴で、ドアを解錠・施錠する際に、カギもスマホも取り出す必要がありません。入退室管理が自動なので、業務の効率化もサポート。鍵の発行はスマホに入れたアプリで行なえて、対面での鍵の受け渡しが不要になるのも魅力です。

<費用>

初期費用:要問い合わせ月額費用:要問い合わせ

<口コミ>

・タイマーでの施錠管理機能も搭載されています。時間を指定すればその時間ぴったりにドアが解錠され、終了後に施錠できるのがうれしい。会議室や店舗などのセキュリティをWeb管理画面から簡単に設定できます。

・スマートロック・ベリキーの解錠通信は、暗号化や盗聴対策がされているため、カードキーと同様にセキュリティ強度が高くキーの不正コピーはできないとのこと。安心してオフィスに導入できました。

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monokoto sLock

「monokoto sLock」は、本体を貼り付けるだけの後付け型のスマートロックです。買い切り方式なので、初期費用のみで固定費がかからず低コストで導入できます。鍵の解錠・施錠や開閉履歴管理、スマホで鍵の貸し出し機能など、必要最低限の機能のみを搭載しているため扱いやすいスマートロックです。

<費用>

初期費用:15,840円/台~月額費用:0円

<口コミ>

・従来は鍵の台帳管理が大変だったのと、社員が増えるたびにかかるスペアキーの費用負担が痛手でしたmonokoto sLock導入後は、アプリ上で鍵の貸し出し・返却ができるようになって経費も手間も削減できました。入退室管理もできるようになったので、セキュリティ面も強化できて満足ですね。

・以前は、鍵の解錠のためだけに店舗まで足を運んでいました。しかし導入後はスタッフのスマートフォンに専用アプリをインストールしてもらうことで鍵の貸し出しを行なえるように。店舗運営の負担が減って大変助かっています。

「monokoto sLock」公式サイトはこちら

おすすめのオフィス向けスマートロック12種 比較表

サービス名初期費用月額費用特徴
bitlock PRO初期費用:0円月額費用:3,480円~/台圧倒的な低コスト、工事不要など、すぐに導入したいオフィスや店舗におすすめ。入退室のログ管理や、複数拠点の一元管理もできパフォーマンスも高い
Akerun入退室管理システム初期費用:0円月額費用:要問い合わせ7,000社以上の導入実績あり。後付け型でサムターン、電気錠、自動ドアまでさまざまなドアに対応できる
RemoteLOCK初期費用:50,000円/台~月額費用:月額1,500円/台~アプリ不要、暗証番号式だから手ぶらで解錠可能。入退室権限管理、複数拠点の管理、遠隔解錠などにも対応
カギカン初期費用:0円月額費用:5,900円/台~最短1ヶ月から利用可能。サポートが手厚く、電池低下や故障時の電池や機器の交換も無料対応してくれる
SESAME Biz初期費用:0円月額費用:要問い合わせ家庭用スマートロックとして世界で40万人を超える人が使う「SESAME」シリーズのオフィス向けスマートロック
ALLIGATE(アリゲイト)初期費用:50,000円/台~月額費用:16,500円〜/台~セキュリティメーカーとしてのノウハウがあり、通行制限設定やメール通知、入退室スケジュール設定もできるのでセキュリティリスク対策に強い
PicoA初期費用:要問い合わせ月額費用:要問い合わせ国内最大級のシェアを誇る鍵メーカーが運営。カードリーダーにUSBスロットを内蔵し、データのアップロードなどができる
iDoorsクラウド初期費用:583,000円〜/台~月額費用:11,000円〜/台~NFCカードや指紋認証、顔認証など、解錠方法が豊富。入退室ログ管理、異常発生時のアラーム通知など多様な入退室管理機能あり
SPLATS PASS初期費用:要問い合わせ月額費用:9,000円〜/台~入退室時の記録管理や利用者ごとに鍵を解錠できる時間帯・曜日の指定も可能。専用の防滴ケースを装着すれば屋外設置もできる
KEYVOX初期費用:0円〜(初期設定を依頼する場合は250,000 円(税込))月額費用:2500円〜/月×ロック数(アクセス管理システム基本料金)柔軟なAPIで宿泊ビジネス用のサイトコントローラーなど各種サービスと連携できる。アクセス管理、予約管理、決済などにも対応
VeriKey初期費用:要問い合わせ月額費用:要問い合わせハンズフリー解錠ができ、解錠時には入室・退室を自動で記録。アプリで鍵管理、発行ができるので、非接触での鍵の受け渡しが可能
monokoto sLock初期費用:15,840円/台~月額費用:0円買い切り型のスマートロックのため、月額費用不要。ブラック・ワインレッド・ネイビー・グリーン・イエローとカラー展開も豊富で設置場所に合わせて選べる

よくある質問

スマートロックの導入は、セキュリティの向上やアクセス管理が簡素化できるなど、多くのメリットがありますが、初めて導入する際はやはり疑問も湧くもの。最後に、スマートロックを導入する際によく挙がる質問を紹介します。不明点や不安点の解消に参考にしてください。

普通の鍵と比べて、スマートロックのセキュリティはどの程度強化されていますか?

スマートロックは電気通信機器のため、ハッキングされる可能性はゼロではありません。それぞれのスマートロックによってセキュリティ対策のレベルは異なりますが、多くのスマートロックサービスで内部ソフトウェアの脆弱性診断、通信の暗号化など、外部からの不正アクセスを受けないようにセキュリティが強化されています。また、スマートロックなら施解錠履歴(アクセスログ)が残るので、不正を働きにくい環境が構築されています。

セキュリティ対策に不安がある場合、導入を検討しているスマートロックの公式HPを確認したり、実際に問い合わせたりすることが大切です。

遠隔での施錠・解錠はどのように行なわれますか?安全ですか?

遠隔での施錠・解錠は主にスマートフォンやリモコンを使います。スマートフォンを使うスマートロックの場合、スマホ内にダウンロードしたアプリのボタンを押すだけで簡単に施錠・解錠が可能。暗証番号を入力して施解錠するスマートロックもあり、安全には最大限配慮されています。

導入後の運用コストやメンテナンスはどうなっていますか?

導入したスマートロックが買い切り型ではなくサブスク型なら、月額費用が発生します。そのほか、サポート費用などが発生する製品もあるため、導入する製品によって差はありますが、一定の運用コストがかかります。また、スマートロックは購入後も電池交換をはじめとするメンテナンスが必要です。

既存のセキュリティシステムやアクセス管理システムとの統合は可能ですか?

可能な製品が多くあります。「Akerun入退室管理システム」「RemoteLOCK」「iDoorsクラウド」などは、さまざまな外部システムと連携でき、連携することでよりセキュリティリスクへの備えや業務の効率化につながるでしょう。

バックアップ電源や冗長性のオプションはありますか?

製品によりますが、多くの製品でバックアップ電源や冗長性のあるオプションが用意されています。例えば「SPLATS PASS」であれば、急な停電が発生した時にも一定時間の動作ができるようにコントローラー内にバックアップバッテリーを標準搭載しています。

導入後のトラブルや問題が発生した場合、どのようなサポートがありますか?

例を挙げるとすると「bitlock PRO」にはカスタマーサポート専門のチームがあり、どのような不具合にもフレキシブルに対応してくれます。「カギカン」なら、機器の故障・不具合発生時には、無料で機器交換をしてもらえます。その他の製品にもさまざまなアフターサポートがありますので、気になる人は公式サイトをご確認ください。

まとめ

・オフィス向けスマートロックとは、既存の鍵に電気通信機器を取り付けてスマートフォンやICカード、暗証番号などを用いて鍵の施錠や解錠ができる機器(システム)のこと

・主な機能は「解錠・施錠」「入退室の管理」「入退室の権限設定」「複数拠点の一括管理」「セキュリティ対策」「外部システムとの連携」の6つ

・導入することで、セキュリティの向上やアクセス管理の簡素化、セキュリティ対策の向上、などさまざまなメリットが得られる

・ただし初期費用や月額費用などのコストがかかるため、導入前にきちんと検討が必要です

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