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最終更新日

20200622

採用チャネルとは その意味と今注目される採用方法も紹介

#HRテック

この記事では「採用チャネル」について解説します。

近年の景気回復と少子高齢化を背景に、「仕事はあるのに人材がいない」というジレンマを抱えている企業も少なくありません。既存の手法では充分な応募が集まらず、人手を求める企業は採用手法の多様化を進めています。

そこで今回は、企業が高付加価値の人材を幅広く獲得できる「採用チャネル」について解説します。ぜひ最後までお読みください。

採用チャネルとは

採用チャネルとは、企業が就職希望者を募集する手段のこと。「チャネル」は英語の「channel (水路)」が語源です。テレビの「チャンネル」と同じ言葉ですが、マーケティング用語としては「流通経路」のことを意味します。

従来の採用チャネルには、ハローワークが主催する会社説明会などの就活イベントや求人広告、人材紹介サービスがあります。また近年では企業側がインターネットを活用して積極的に人材募集活動を行う能動的な採用チャネルが人気です。

これまでの採用チャネルと新しい採用チャネルの違い

既存の採用チャネルにおいては、求人フリーペーパーやハローワーク、チラシなど「待ち」の採用方法が主流でしたが、近年では企業が求職者に対して直接アプローチする「攻め」の採用方法が増えてきています。

注目すべき採用チャネル

人材獲得が困難な状況の中、注目すべき採用チャネルが、以下に紹介する新たなリクルーティング手法です。

ダイレクトリクルーティング

「ダイレクトリクルーティング」とは、従来の採用チャネルを利用せず、採用したいと思う人材に企業が直接アプローチして入社を働きかける手法です。

「ダイレクトリクルーティング」は、狭義には企業が求人専用のデータベースで人材を探す「ダイレクトソーシング」と同じ意味ですが、広義には、下記に紹介する「リファラルリクルーティング」と「ファストリクルーティング」の意味も含む場合があります。

ソーシャルリクルーティング

ソーシャルリクルーティングとは、インターネットのSNSを採用活動に利用する方法です。SNS(social networking service)とは、ツイッターやフェイスブックのように不特定多数の人々の交流をオンラインでサポートする、コミュニティ型Webサイトのこと。

SNSの本場アメリカでは、ほとんどの企業がソーシャルリクルーティングを利用しています。SNSは企業が採用活動に利用できるだけでなく、SNSに書かれた内容を元に不適切な人材をスクリーニングすることも可能です。

SNSは情報の拡散力が高く、旧来の採用チャネルでは把握できない潜在的な求職者にもアプローチが可能です。

リファラルリクルーティング

「リファラル(referral)」は英語で「紹介」「推薦」の意味。「リファラルリクルーティング」はハローワークや求人サイトといった外部の採用チャネルを頼らず、信頼できる社員の紹介と推薦を頼りに人材を探して採用につなげる方法をいいます。

リファラルリクルーティングのメリットは、社員の推薦によるため会社とのマッチング率が高いこと、紹介者の社員と同じ技術や知識を持つ高付加価値の人材を集めやすいこと、求人広告を利用しないため採用コストが削減できることなどがあげられます。

一方で、リファラルリクルーティングの応募者が不採用になったり不祥事を働いたりすると紹介者の立場が悪くなることや、特定の社員の友人知人を雇うことで社員の派閥化を招きかねないことには注意しなければなりません。

オウンドメディアリクルーティング

オウンドメディアリクルーティングは、自社で運営する公式サイトやブログを利用して採用活動を行うこと。WebサイトにSNSのリンクボタンを設定すれば、上述のソーシャルリクルーティングとの相乗効果も期待できます。

オウンドメディアリクルーティングは、自社メディアで採用情報を発信するため会社概要や採用条件などの情報を詳しく開示できるのがメリット。応募者とのミスマッチが少なく、広告費用はほとんど無料で期限や制限もありません。

またSNSを含めたオンラインのオウンドメディアは機能性や表現性が高く、拡散性にも優れています。オウンドメディアによって情報を継続的に発信すれば、採用情報以外でも企業の認知度が高まり、ブランディングに効果を発揮できるのもメリットです。

一方、オウンドメディアで情報の更新や応募者とのコンタクトを怠ると、応募者や消費者の信頼をすぐに失う恐れもあります。しかも拡散性が高いため、ひとたび問題が起きると「炎上」して大きな騒動に発展する危険性もないとはいえません。

ファストリクルーティング

ファスト・リクルーティングは求人専用の検索エンジンを利用した人材の募集手段です。求人専用の検索エンジンで気になる仕事を選ぶと、会社の公式Webサイトにジャンプします。

求人専用検索エンジンは一般的な求人サイトではなく、求人情報の検索システムなので、利用者登録は必要ありません。しかも検索結果には求人情報だけが表示されるため、スマートフォンでもストレスなく希望の会社にアクセスできます。

企業側にとっても求人サイトと契約したり広告を掲載したりする必要がなく、基本的に無料で求人情報を掲載できることも大きなメリットといえるでしょう。

ただしファストリクルーティングでは検索エンジンを経由して求職者を企業のサイトに誘導するため、あらかじめ求人用のオウンドメディアを開設する必要があります。

逆に言えばすでにオウンドメディアで求人情報を発信している企業にとっては求人専用の検索エンジンを活用することで集客数の向上が期待できるメリットがあります。

その意味ではファストリクルーティングは、ソーシャルリクルーティングとオウンドメディアリクルーティングを補助する手法といえるでしょう。

まとめ

採用チャネルとは、企業が就職希望者を募集する手段のことです。

人材獲得が困難な状況の中で、企業が積極的に人材を募集する新たな採用チャネルが注目されています。

ダイレクトリクルーティングは企業が直接応募者に入社を働きかける手法です。

ソーシャルリクルーティングはSNSを求人に利用する手法です。

リファラルリクルーティングは社員の紹介や推薦により人材を獲得する手法です。

オウンドメディアリクルーティングは自社のWebサイトで採用活動を行う手法です。

ファストリクルーティングは求人専用の検索サイトを利用する手法です。

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