ソーシャルプロモーションの新たなカタチP-conneとは

商品やサービスの購入においては、家族や友人、知人など、周囲の身近な人からの推薦が意思決定に影響を与えることがさまざまなアンケート調査などから明らかになっています。特に女性の間では購入意欲や体験意向が最も高まるのは、仲のよい知人や友人によることが少なくありません。

そこでこの記事では、若年層の間でもとりわけ距離の近い大学生のSNSネットワークを活用したソーシャルプロモーションサービスであるテテマーチ株式会社が提供する「P-conne」にフォーカスし、このサービスの概要をはじめ、メリットや強みなどをご紹介します。

目次

現役大学生とコラボするソーシャルプロモーションサービス「P-conne」とは

P-conneは、リアルな大学生のSNSネットワークを活用することで、商品のPR投稿や、イベントレポートなど大学生による同時多発的情報拡散を行うSNS拡散サービスです。P-conneでは、全国の現役大学生や彼らが所属するサークル(一部高校も含む)など強力なネットワークによるリアルな口コミ投稿によって情報を拡散します。

また現在、P-conneのネットワークは全国100大学500サークル、およそ15,000人に及び、50名単位で100名から学校・学年・性別・サークル種別・生活スタイルといったさまざまなセグメントでのアサインが可能です。

P-conneで活用されるネットワークは参加者の個々の影響力は決して大きいものではありません。しかしながら、「広く・薄く」ではない、「狭く・深い」ことによる身近で強いつながりによって、高い訴求力が期待できるネットワークといえます。

P-conneを利用するメリット

SNSによる情報拡散の方法としては、すでに広く知られている手段として、影響力の強い個人が情報を発信するインフルエンサー型があります。この方法は、インフルエンサーがファンに対して一括で情報発信することを可能にするものです。ただし、インフルエンサーは通常多くのユーザーにとって身近な存在ではないため、発信者と受信者の距離は遠いのが難点です。

一方、P-conneの情報拡散の方法はより身近なユーザーへのアプローチする集団クチコミ型で、発信者と受信者の距離が近く高いエンゲージメントを実現することができます。

P-conneを活用することにより、インフルエンサー型の情報拡散にはない様々なメリットがもたらされます。

若年層へのダイレクトアプローチ

P-conneのプロモーションは、学生自身に参加を促す手法です。このため参加者となる学生とそのフォロワーに対してダイレクトにアプローチすることができます。これは昨今の独自文化の色が濃い若年層アプローチを模索している多くの企業のマーケティングにおいて非常に効果的です。

近親者による高い訴求力

P-conneでは、リアルでつながりの強い近親者による高い訴求力が期待できます。これは、一般的な学生の協力により、情報を拡散する手法で行っているからです。こうした方法では参加者一人ひとりの影響力の幅は広くないものの、狭く深い、つながりが生まれます。

独創的なクリエイティブ

P-conneの参加者である大学生は想像力豊かな若者です。このため、依頼されたテーマに対して、年配者には思いつかないような独創的なクリエイティブが期待できます。

シミュラークル型とは

身近なユーザーへのアプローチするP-conneの集団クチコミ型の情報拡散の方法は「シミュラークル型」と呼ばれます。シミュラークル型は学生の集団の中から企業の協力者を複数アサインし、集団内部から情報を拡散することが可能です。

またシミュラークル型では、情報の拡散において発信源が特定の個人ではなく不特定のまま多くの人が憧れ、共感を抱き疑似体験をします。例えばSNSの投稿によって行動が伝染していくのがこの典型であり、模倣の連鎖が消費の起爆剤となります。

さらに近年では、情報を入手する際にGoogleなどの検索エンジンで検索する「ググる」から、SNSのハッシュタグを活用して収集する「タグる」への傾向の変化が顕著です。このためこの「タグる」こと自体が、ボトムアップ的なコミュニケーションにより流行を生み出す「シミュラークル型」の典型的なモデルといえます。

P-conneの強み

P-conneは現役大学生とコラボレーションすることでソーシャルプロモーションを行います。実際には大学生に商品をサンプリングして SNSでのPR投稿を依頼したり、アプリやサービスを利用してもらうことで情報を拡散するアプリ・サービスモニターといった施策がこれにあたります。また、大学生向けイベントや学割キャペーンなどの情報を学生に拡散したり、大学生を取り入れた座談会施策やアンケート調査によるマーケティング支援も可能です。

このようにさまざまな学生の起用方法で商材やサービスに合ったアプローチができるのは、P-conneの持つ次のような強みによるものです。

大学生とのリレーションシップ

P-conneは独自のネットワークを用いることで大学生や彼らが所属するサークルと日々新たなコネクションを構築しています。これにより学生と強固かつ継続的な関係を築きあげています。

高いマッチング精度

P-conneには多様なタイプの大学生およびサークルが登録されています。これにより、企業における情報拡散の目的に合わせたさまざまな人材をアサインすることが可能です。

柔軟な対応力

P-conneでは、口コミ投稿の方法もひとつではありません。サンプリングを用いた画像投稿をはじめ実店舗での投稿、イベント参加型の投稿など、さまざまなニーズに合わせた方法が提供されます。

P-conneサービスの流れ

P-conneはソーシャルプロモーションの新たなカタチを創造するサービスです。実際には次のような流れでサービスを利用します。

与件整理

P-conneではまず情報を拡散したい商品やサービスなど、依頼内容についてのヒアリングが行われます。このとき、詳細はヒアリングシートに記載します。

学生のアサイン

依頼内容の詳細についての確認が完了すると、最適な学生が指定の人数アサインされます。起用されるのは性別・学年・サークルなどにセグメントされた学生です。

ミッション実行

アサインが完了すると、起用された学生によりミッションが実行されます。彼らは依頼内容に従ってSNSやリアルイベントにおいて情報拡散の支援を行います。

レポート提出

情報拡散後にはアサインしたユーザー名やフォロワー数、投稿内容などがまとめてクライアント企業に報告されます。

P-conneについてのまとめ

・P-conneは、リアルな大学生のSNSネットワークを活用することで、商品のPR投稿や、イベントレポートなど大学生による同時多発的情報拡散を行うSNS拡散サービスです。

・P-conneを利用することにより、若年層へのダイレクトアプローチ、近親者による高い訴求力、独創的なクリエイティブといったメリットがもたらされます。

・P-conneは発信源が不特定なシミュラークル型の拡散方法を利用したサービスです。

・P-conneの強みは大学生とのリレーションシップ、高いマッチング精度、柔軟な対応力です。

・P-conneは与件整理をし、学生をアサインしたのちミッションが実行され、レポート提出によって結果がクライアント企業に報告されます。

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