新型コロナウイルスの流行に端を発した在宅勤務の拡大などにより、外勤型のフィールドセールスに対して内勤型のコミュニケーションによって営業を行うインサイドセールスが注目を集めています。そんな中、需要の高まりをみせているのがオンライン商談ツールです。
そこでこの記事では、オンライン商談ツールの概要やメリットのほか、導入検討に役立つおすすめのオンライン商談ツールをご紹介します。
オンライン商談ツールとは
オンライン商談ツールは、オンライン(Web)経由で相手先との商談を可能にするツールです。従来の営業は顧客を訪問して「足で稼ぐ」のが常識とされていましたが、オンライン商談はインターネット環境とデバイスさえあればオフィスをはじめ、会議室やコワーキングスペース、自宅やカフェなど、さまざまなロケーションで商談が実現します。
営業活動の課題とオンライン商談ツール導入のメリット
場所を選ばすに商談を可能にするオンライン商談ツールは、導入することにより営業マンや営業チーム、ひいては企業にさまざまなメリットをもたらし営業活動の課題解決に貢献します。
商談件数の増加
営業活動において、移動時間は非常に多くのリソースを割く活動で、従来移動を伴う商談は、1日3~4件が限界といわれてきました。その点、オンライン商談ツールを導入すれば、移動に費やしていた時間を実際の商談やあるいは商談の準備などにも充てることができ、より企業の利益に貢献する活動が可能になります。
遠隔地の顧客獲得
各地に支社や支店を持たない企業では、遠方の顧客と接点を持つ際の課題は少なくありません。出張で対応したとしても移動には多くの時間を必要とし、交通費や宿泊費などが発生します。また商談の成果如何ではこうしたコストを必ずしも回収できるわけではありません。そんなときオンライン商談ツールを活用すれば、時間やコストを削減できるだけでなく、顧客へのより積極的なアプローチが実現します。
リードタイム短縮
アポイントから商談に至るまでは、できるだけリードタイムを短縮する必要があります。これはリードタイムが短いほど、より顧客の興味や関心が高い傾向にあるからです。そこで顧客を直接訪問する商談よりも、日程調整が容易なオンライン商談ツールを活用すれば、リードタイムの短縮が期待できます。
ノウハウの共有
従来の営業活動は、営業マンそれぞれの裁量に委ねられることが少なくありませんでした。一方、オンライン商談ツールには録音・録画機能などが備えられています。こうした機能を活用することにより、成功したクロージングの流れを社内に共有したり、部下の商談内容を確認するなど、これまで難しかった営業活動におけるノウハウの共有が可能になります。
おすすめのオンライン商談ツール
ここからはおすすめのオンライン商談ツールをご紹介します。それぞれ機能や特徴が異なるため、自社の商談のスタイルに適したツールを選ぶとよいでしょう。
bellFace(ベルフェイス)
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bellFaceは営業に特化したオンライン商談ツールです。
商談相手はURLを送信するだけで、どんな場所でも5秒で接続することができ、インストールやログインの必要がはありません。また、担当コンサルタントによるロールプレイングや月2回のレポート配信により、課題解決に寄り添ったサポートも提供されます。
Calling(コーリング)
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Callingは、オンラインセミナー用ツールとしても利用可能で、豊富な機能を持つWeb会議システムです。
オンライン商談では画面共有や資料共有をはじめ、ホワイトボード機能により共有資料へ描画や商談後にアンケートを実施したりすることもできます。またオンライン商談はブラウザを開き、4桁の接続番号だけで即座に開始可能です。
テレ検
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テレ検は、他のオンライン商談ツールとは異なり、商談トークをテレワーク上で検定するサービスです。
解析にはサービスを提供するコグニティの主力サービスであるAI解析サービスUpSighterを用い、テレワークにおける商談に必要なトーク要素の有無を検定し、課題を抽出することで営業トークが改善を図ります。
これにより、従来は対面で実施してきた商談トークがオンラインでも通用するかをチェックし、テレワーク拡大に伴って新たな営業手法となるオンライン商談のスキル向上と営業手法の早期定着と戦力化を実現します。
ONTALK(オントーク)
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ONTALKは、クラウドで利用できるオンライン商談ツールです。
音声認識機能により発言内容をテキストファイルとしてダウンロードできることから、正確な議事録を作成したり、備忘録として使用することもできます。クラウド型のため、専用回線の必要がなく月額料金も安価なため、導入ハードルも低く活用しやすいオンライン商談ツールです。
オンライン接客ソリューション “ROOMS”
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ROOMSはリリース1年で700社以上が導入したオンライン商談ツール
「B-Room」のBtoC版 接客システムとして誕生した、BtoC業態向けの商談ツールです。
煩雑なインストール作業などはなく、ワンクリックで商談をはじめたいという
強い要望に応えるサービスで、ただ顔を見て話ができるオンライン接客ツールではなく、カタログやパンフレットを使ってのプレゼン機能や、電子サインを使っての契約業務等、お客様との商談シーンに強みを持ち、おもてなし要素を豊富に搭載したオンラインツールです。
HPに用意する接客可能日時を表示したカレンダーから、お客様(ゲスト)自身で予約が完了でき、これまで面倒だったお客様とのスケジュール調整なども省けます。
VCRM(ブイシーアールエム)
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VCRMは商談に必要となるさまざまな機能が搭載された、高機能なオンライン商談ツールです。
営業サポートとして非公開商談メモ機能、顧客のサポートとして自動音声議事録機能、さらに最大4人までのオンライン会議が可能で、商談の質を高めることができます。メールアドレスや業務用チャットのアカウントではなく、ホームページから直接商談ルームに入ることができるためはじめての顧客でも商談に誘導しやすく、アウトバウンドの営業活動の多い企業に適したツールです。
B-Room(ビールーム)
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B-Roomはアプリなどのインストールを必要とせず、インターネットブラウザのみで利用可能なオンライン商談ツールです。
クライアント側のアカウント登録も一切不要なため、顧客の負担も最小限に抑え、さらに訪問よりも高い成果が期待できます。最大4拠点同時接続により、上席者や専門職の同席も可能になっています。
Whereby(ウェアバイ)
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Wherebyは、シンプルな操作性が特徴のオンライン商談ツールです。
メールアドレスのみでアカウント登録が可能なのをはじめ、URLを送信するだけで簡単に参加者を招待することもできます。また、画面共有、動画や音声の記録といった基本的な機能も充実しています。
ただし運用上、日本語に対応していない点には注意が必要です。
AERU(アエル)
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AERUは会員登録が不要で、導入ハードルが低いオンライン商談ツールです。
一方、手軽さだけでなく商談テンプレートが用意され、マニュアルの記載も可能など基本機能も兼ね備えています。このほか、外出中でのスマートフォン対応など、オンラインツールならではの活用も可能です。
クラウド商談どこでもSHOWBY
![](https://mitsu-karu.com/wp-content/uploads/2021/08/image-7-1024x509.png)
どこでもSHOWBYはずっと無料で使えるオンライン商談ツールです。
使用可能な用途が多く、商談の他に学習塾の質問対応やオンライン診療、不動産のIT重説やコンサル、社内の内線連絡など様々なシーンで活⽤ができます。