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最終更新日

20210506

マーケティングの4P分析とは?Pの意味と注意点、おすすめMAツール

#マーケテック

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この記事ではマーケティングの4P分析について解説していきます。

マーケティングには様々な要素が必要になりますが、必ず目にするのが「4P分析」です。どのような手法をとっても基礎となり重要な概念ともいえるので、その意味をしっかりと取り入れておくことが必須といえます。
また、比較されるマーケティング用語である「4C」についても、その違いについて理解しておくことが必要です。

ここでは、4P分析の意味とそれぞれの要素を中心に紹介していきます。

マーケティングの4P分析とは?

マーケティング戦略は広い範囲で捉え、細かい視点で考察することが大切です。
様々な考え方や手法がありますが、成果をあげるために施策を考える際の概念が「4P分析」です。
ここでは4P分析のおおまかな概要と意味、4P分析と比較される「4C」について解説します。

4P分析の意味

4P分析とは、マーケティング戦略におけるフレームワークの一つです。
アメリカの経済学者であるEdmund Jerome McCarthy(エドモンド・ジェローム・マッカーシー)が、自身の著書「ベーシック・マーケティング」で提唱しました。

4P分析の4PとはProduct(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販売促進)の頭文字を取った略称です。

一言でマーケティングと言っても非常に広い範囲での要素がいくつも重なり、マクロ的・ミクロ的な視点で理解する必要があります。マーケティングを用いて成果をあげるための方法は、多くの要素を総合的に考慮する必要があります。4P分析はこれらをわかりやすく整理し、4つの行程で行うことにより成果を目指す手法です。


それぞれの要素は、単独で活用するのではなく全ての要素を活用することで効果を発揮します。Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販売促進)の要素は密接に関わっているので、独立させずに総合的に活かすということが重要です。マーケティング4Pは、それ自体を単独で活用も可能ですが、広義の意味で「マーケティング戦略」のステップとして活用するとより効果的です。マーケティング戦略を実施するためには、環境分析やセグメント、ターゲティングなどのステップで実行されます。これら一連のステップの中で4P分析を用いることで、より効果の高い方法をとることが可能です。

この中では4P分析のことを”マーケティングミックス”と呼ぶ場合があります。
単独のフレームワークとして活用した場合もマーケティング戦略のステップとして活用した場合も、非常に重要となる考え方となるのが4P分析です。

4Cとの違い

しばし、4P分析と比較されることやマーケティング用語として話題になるのが「4C分析」です。
アメリカの経済学者であるRobert F. Lauterborn(ロバート・ラウターボーン)が提唱しました。

4C分析の4Cとは、Customer Value(顧客価値)Customer cost(顧客の負担コスト)Convenience(顧客の利便性)Communication(顧客とのコミュニケーション)の頭文字を取った略称です。

4P分析は企業サイドからの目線に対して、4Cは「消費者・顧客」サイドからの目線、つまり買い手側の視点に置き換えたフレームワークという違いがあります。

Product(製品)に対してCustomer Value(顧客価値)、Price(価格)に対してCustomer cost(顧客の負担コスト)、Place(流通)に対してConvenience(顧客の利便性)Promotion(販売促進)に対してCommunication(顧客とのコミュニケーション)という風に、対になっているのが特徴です。

昨今のマーケティング戦略として、顧客視点に立つ施策の立案は不可欠となっていますが、4Cを活用することはとても有効になる指針となります。
また、4P分析では捉えきれない消費者にとっての”価値”に重点を置き、消費者心理を捉えたフレームワークとしてとても重要な考え方と言えるでしょう。


4P分析はそれぞれの要素を適切に理解することが大切です。また、それぞれの要素を単独で考えるのではなく、連動させ包括的に捉えることが重要です。
一つひとつの要素が連なって大きな意味をなします。ここではマーケティングの4P分析における4つのPの詳細をそれぞれ解説していきます。

マーケティングの4P分析における4つのP の詳細

Product(製品)

Product(製品)は、4Pの根本となる部分です。その要素となるのは「製品」「サービスの特徴」はもちろんのこと「デザイン」「パッケージ」「商品やサービスのネーミング」「アフターサービス等の保証」など総合的なもの。Productではこれらすべての要素を細分化して戦略を練ることが必要になります。

また、商品やサービスがどのような価値を顧客に与えられるかを念頭に置いて考えブランディングしていくことも大事です。製品の性能やサービスレベルに不足がある場合でも、顧客の求める機能やサービスであれば顧客にとっては価値が高いものになるということになります。4P分析の要になるのがProduct(製品)です。

Price(価格)

Price(価格)は、いくらで顧客に製品・サービスを提供するか、戦略的に価格を決めることです。この要素では顧客にとってだけではなく、市場との相場を考慮して比較することや採算性のバランスについても慎重に検討する必要があります。

Productで決定したコンセプトやブランディングによって決まったターゲットに向けて、どのような価格設定が適しているのかを見極めることが必要です。
価格設定には、原価への上乗せ価格の量で調整する「原価志向型」、競合企業の価格設定を参考にする「競争志向型」、いくらであれば需要があるかを出せる「需要志向型」などの種類があります。この要素では”バランス”がとても重要です。価格設定が安ければ顧客にとっては買いやすくなりますが、利益が少なくなります。
あまりにも利益が少ない場合には、サービスレベルを維持することが困難になるため”Product”で設定したブランディングが維持できなくなる可能性もあるからです。

逆に価格設定が高すぎる場合は、十分な利益を確保することやブランディングを維持することが容易になりますが、消費者が買いにくいということになります。

Place(流通)

Place(流通)は、顧客に向けて「どこ」で販売するか適正な販売チャネルを戦略的に考えるという要素です。販売場所は商品やサービスのブランディングにも関わるので慎重に考慮する必要があります。

たとえばコンビニやスーパーマーケットなどで販売すれば、広いターゲットの顧客に販売することができますが、印象として製品のブランド価値は低くなるので、富裕層に向けての販売場所としては適します。

また販売場所までの流通経路も慎重に検討し、ターゲットの顧客に対して適切に製品を販売できるかも大切な要素となります。

Promotion(販売促進)

Promotion(販売促進)は、これまでの3つのPで定めた要素を実際に顧客へ向けて購買行動を喚起させるために行うという要素です。方法はメディアに向けた広告出稿やSNSを利用したキャンペーンなどがあります。

これらの販売促進にまつわる手法には適切なタイミングがあり、効果に違いがでるので適切なタイミングの見極めが重要です。

一般的には、段階を踏んでプロモーションしていき、それぞれ分けて考えますが最近ではインターネットを使い検索から認知、購買まで一気に仕掛ける手法など、多様化しています。

また、マーケティングを考えた場合Promotion(販売促進)に比重を多く考慮しがちですが、Product(製品)Price(価格)Place(流通)が上手く連動することが、より成果に向けて大切なことになります。

マーケティングの4P分析を行う際のポイント

マーケティングの4P分析を行う際にはポイントを押さえた戦略が必要になります。ここでは、主要となるポイントを解説します。

4つのPに一貫性を持たせる

4P分析はそれぞれが持つ要素に一貫性を持たせることがポイントです。4つのPには相互に関係性があります。

Product(製品)でどのような製品にするか決めなければ、Price(価格)の適正価格の判断が難しく、それに伴いPlace(流通)の手段やPromotion(販売促進)にどのような手法を用いるかが変わります。

また、4つのPに一貫性がないと顧客に対してちぐはぐな印象を与えてしまいます。例えばProduct(製品)がカジュアルなのに、Price(価格)が高価格帯では、製品に対する価値を感じにくいということです。

STP分析も行う

4P分析を効果的にするためにはSTP分析もあわせて取り入れることがポイントとなります。STP分析とはS(セグメンテーション)、T(ターゲティング)、P(ポジショニング)の頭文字から成る言葉です。

市場を細分化(セグメンテーション)し、売りたい層(ターゲット)を決め、市場における自社の立場(ポジション)を確認し、自社の強みを考え4P分析の戦略に活かすということになります。
コストやブランドの認知度など、現在のポジションを冷静に判断しターゲット市場に向けて4P分析をすることが大切です。

4P分析後のマーケティングにおすすめのMAツール6選

4P分析でマーケティング戦略を立てた後は、見込み客の管理やマーケティング業務にMAツールの利用がおすすめです。ここではおすすめのMAツールを紹介していきます。

SATORI(サトリ)/SATORI株式会社

SATORIは、ECサイトなどのWEBサイトのコンバージョンを促すことや見込み客への効果的なアプローチ、リードの一元管理などを自動で行うことができるMAツールです。

国内では1000社以上の導入実績があり、信頼度が高いのが特徴です。4P分析における”Place””Promotion”の戦略に効果を発揮してくれます。料金は、初期費用300,000円で月額費用148,000円です。

Marketo Engage(マルケトエンゲージ)/アドビ株式会社

Marketo Engageは、顧客とのエンゲージメントを実践するために細かい機能が揃っていることが特徴のMAツールです。

4P分析を活用する際、どの要素でも対応できるツールです。様々なサポート体制やユーザー支援があるので、成果に向けて効果的な施策を打つことが可能です。
BtoB、BtoC問わず使用することができます。料金は未公開なため問い合わせが必要です。利用できる機能によりプラン分けされています。

SHANON MARKETING PLATFORM(シャノンマーケティングプラットフォーム)/株式会社シャノン

SHANON MARKETING PLATFORMは、メール自動配信やWEBフォーム作成、行動履歴データ活用等に強いMAツールです。

主にBtoBに対する4P分析に特化した機能が特徴となります。施策や戦略などを見える化し効率的に行うことが可能です。セミナーやイベントなどを活用した戦略には効果を発揮してくれます。料金は、月額25,000円からで機能や規模により変わります。

Kairos3(カイロス)/カイロスマーケティング株式会社

Kairos3は、見込み客からの受注アップなど営業支援に強いMAツールです。見込み客の購買行動を見える化し、独自のスコアで購買タイミングを的確に示してくれます。

UIがマニュアル一体型になっており、体感的に操作ができるシンプルな画面設計にも定評があります。最短で申し込み即日から運用可能なので、すぐにMAツールを4P分析で活用したい場合にもおすすめです。料金は、初期費用10,000円で月額費用は規模によってプラン分けされています。

EC Intelligence(イーシーインテリジェンス)/株式会社シナブル

EC Intelligenceは、ECサイト専用のMAツールです。データ収集や分析・施策立案、検証・改善等、4P分析を行う際に必要な機能があり、効果的な支援をしてくれます。

また、ECサイトと実店舗の連携や比較にも強く、それぞれの戦略を的確に示してくれます。カスタマイズしなくても定期的に増えていく新機能が特徴です。
サクサクと動き、操作にストレスを感じにくい管理画面に定評があります。
料金は見積り依頼が必要です。

nununi(ヌヌニ)/awoo Japan 株式会社

nununiは、Eコマースのマーケティングに特化したMAツールです。検索体験と顧客体験(SEO・CX)を1プラットフォームで同時に最適化し、自動運用やデータの見える化を行ってくれます。

偶発的な消費をAI的なプロセスロジックを用いて再現してくれる機能に定評があります。多くのマーケティング担当者を悩ます「SEO・CX」を自動で行ってくれるので、Eコマースにおける4P分析を効率的且つスピーディに実行することが可能です。料金は非公表なので問い合わせが必要です。

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