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instagramビジネスアカウントの開設方法から効果的な運用について

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この記事ではInstagramのビジネスアカウントについて解説します。
Instagramは画像や動画がメインのSNSで、元々は20~30代の女性がユーザーの割合の多くを占めていましたが、今では男性や40~50代の女性も多く利用しています。

そのためInstagramを上手く活用することは、企業におけるマーケティングの観点からも非常に有効な手段と言えます。
ここでは、Instagramのビジネスアカウントの概要や個人用アカウントとの違い、アカウントの取得方法やinstagramの投稿を拡散するためのポイントを紹介します。

Instagramのビジネスアカウントとは

Instagramには個人アカウントに加え、ビジネスアカウントがあります。
ビジネスアカウントとして登録すると「ビジネスプロフィール」「Instagramインサイト」「投稿の宣伝」というビジネスに有効なツールの使用が可能になります。

個人アカウントは主にフォロワー同士の交流などが中心ですが、ビジネスアカウントではそれに加え集客が主な目的となってきます。

ビジネスアカウントに登録しておけば、企業や商品のPR活動に役立つ様々なツールを使用することができるので、これからSNS運用を考えている企業にとっては非常に有効な手段となるでしょう。

Instagramのビジネスアカウント開設のメリット

前記した通り、Instagramのビジネスアカウントには3つのビジネスツールが使用可能になるメリットがあります。
ここでは各メリットの詳細を紹介いたします。

プロフィールに連絡先や住所を登録できる

Instagramのビジネスアカウントでは、プロフィールに「店舗や会社の住所」、「メールアドレス」、「電話番号」が登録可能です。
ユーザーが商品やサービスについての投稿を閲覧し、実際に店舗などにアクセスしたい場合や問い合わせするためには必要な項目なので、これがあるとないとでは集客に違いが出ると言えるでしょう。

Instagramのビジネスアカウントのプロフィール上には、「連絡先ボタン」が追加され、ユーザーはこれをタップすることにより企業や店舗などに直接連絡することができるようになります。

投稿に対してアクションを起こしたいユーザーのストレスを少なくする効果や、顧客として逃さないためにも大切です。また、連絡先があることにより、安心感や信頼感を与えるという効果も少なからず期待できるかもしれません。

インサイトが確認できる

Instagramのビジネスアカウントでは、「Instagramインサイト」が利用可能になります。
Instagramインサイトでは、フォロワー数の推移や、性別や年齢などのユーザー属性などの詳細をデータ化して見ることが可能です。
アカウント全体だけではなく、それぞれの投稿に対しての個別データも取得可能です。
取得できる主なデータは「インプレッション数」「リーチ数」「プロフィールのアクセス数」「登録サイトのクリック数」です。
投稿ごとに取得できるデータには、上記のデータの他に「いいね!数」「コメント数」「投稿保存数」「ダイレクトメッセージ数」が取得可能になります。

フォロワーデータに関するインサイトは、「フォロワー数」「トップの場所(フォロワーの居住地の割合)」「性別」「年齢層」「フォロワーアクティビティ」です。フォロワーアクティビティからは、フォロワーがInstagramを利用している時間や曜日を確認できるなど、より細かいデータの取得が可能になっています。

投稿による宣伝ができる

Instagramのビジネスアカウントにすると「ビジネスの宣伝」という昨日で、過去の投稿を広告として再投稿することが可能です。
ビジネスアカウントではない場合にも「Facebook」と連動させてFacebook側で広告管理ツールを利用すれば再投稿は可能ですが、ビジネスの宣伝ツールを使用するとInstagramから簡単に行うことができます。

また、配信するターゲットを属性によって設定することもできるので、より精度の高いアプローチが期待できます。
予算は最小100円から最大10万円までの設定が可能になっており、CPCやCPM、CPIによって料金が加算されていく仕組みです。

いいねを集めるポイント

Instagramには、シェアボタンやリツイートボタンはないので、他のSNSに比べると拡散性は高いとは言えません。しかし、Instagramには「人気投稿」機能があります。ここに表示されれば、フォロワー以外の多くの人の目に触れることが可能です。

人気投稿の選定に関しては、Instagramが独自の法則を設けており、いいね数やエンゲージメント率などのいくつかの要素が組み合わされて決定をしています。

その中でも、人気投稿になるためにはやはりいいね数を増やすことは基本的なポイントです。

下記では、いいね数を集めるためのポイントを紹介します。

ハッシュタグの活用

Instagramの投稿を広めるためには「ハッシュタグ」を上手く活用することがポイントです。
”ハッシュタグ”とは投稿内容を分類するラベルの役割になるもので、「#キーワード」の文字列です。

投稿にハッシュタグをつけることにより、キーワード検索したユーザーに閲覧してもらう可能性が高まります。Instagramは投稿内容やコメントでの検索が出来ないので、ハッシュタグの重要度は高いです。

そのため、ターゲットがよく検索するキーワードを洗い出し、投稿にはそのキーワードをハッシュタグとして付けておくことが重要です。

キャンペーンの活用

企業のInstagram運用においても、キャンペーンの活用は効果的です。

ユーザーには、アカウントのフォローと指定したハッシュタグユーザーをつけて投稿してもらい、投稿者の中から景品をプレゼントするといったキャンペーンがビジネスアカウントにおいて盛んに行われています。

Instagramのキャンペーンは、フォロワー数の増加と、投稿の拡散につながる有効な手段と言えるでしょう。

インフルエンサーの活用

Instagramで投稿を拡散させるためには、インフルエンサーの活用も積極的に取り入れたいポイントとなります。
特に「インスタグラマー」と呼ばれる、インフルエンサーは、多くのフォロワーを抱えており影響力も高いです。自分が好きなインフルエンサーが認める商品やサービス、店舗なら、「一度試してみたい」というフォロワーも多いので、エンゲージメントを高めるのにも有効です。

また、直接購買に結びつかなくてもフォロワーになってくれたり、その後もアカウントをチェックしてもらえたりなど、潜在顧客の発掘にもつながります。

ビジネスアカウントの開設方法

Instagramでビジネスアカウントを開設するには、「Instagramのアカウント」の他に「Facebookアカウントとページ」が必要になります。
そのため、Facebookを開設していない場合は、まず先にFacebookアカウントを取得しページの作成が必要です。
開設手順はInstagramのプロフィール画面の右上にある「メニュー」の中にある「設定」から操作していきます。
設定をタップすると「アカウント」という項目があるので、タップし出てきた項目の中にある「ビジネスアカウントに切り替える」をタップします。
ビジネスアカウントの移行画面になったら、「次へ」を押して進めて「Facebookページ」をリンクさせ、各項目を入力すると開設を完了することができます。

まとめ

・Instagramには個人アカウントとビジネスアカウントがあります。

・ビジネスアカウントにすると、マーケティングに有利な「ビジネスプロフィール」「Instagramインサイト」「投稿の宣伝」が使用できます。

・ビジネスアカウントにすると、プロフィール画面に店舗や会社の連絡先が掲載出来る事やサイトのURLを掲載することが可能です。

・Instagramインサイトでは、閲覧しているユーザーの属性のデータなど、マーケティングに必要なデータが見ることが可能です。

・Instagramのビジネスアカウントにすると過去の投稿を、広告として再投稿する機能が使えます。

・Instagramを拡散させるためには「ハッシュタグの活用」「キャンペーンの活用」「インフルエンサーの活用」がポイントです。

・Instagramのビジネスアカウントの開設には「Facebookアカウントとページ」が必要になります。

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