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インバウンド対策に使えるツール・サービスを厳選して紹介

#セールステック

この記事では、インバウンド対策について解説します。

政府や自治体が積極的に外国人観光客に向けた施策を打ち出したこともあり、観光客を中心とした市場規模は年々拡大しています。その中で企業におけるインバウンド対策は、日々重要性が増してきているところです。特に観光地を中心とした企業や店舗は、インバウンド対策が文化的にも大きな役割をもっています。


ここでは、企業におけるインバウンド対策の重要性と、対策に向けたツールやサービスをそれぞれ紹介していきます。

企業におけるインバウンド対策の重要性

企業におけるインバウンド対策が注目されるようなったのは、政府が積極的に訪日観光客の増大を目指していることや、市場規模も拡大傾向にあるからです。観光庁の調査によると2018年に訪れた外国人旅行者が、観光地などで使う金額は4兆円を越え、企業にとってインバウンド対策を行う重要性はより高いものになっています。観光客が増加したのは、観光客を中心にビザの緩和や円安傾向などの後押しもありますが、企業や自治体などが注目しあらゆる環境が良くなったのも一つの要因でしょう。

また、2021年に開催される予定の「東京オリンピック」に向けて、さらなる環境の整備や対策等が行われ、訪日外国人による市場規模は更なる増大が予想されるため、企業のインバウンド対策はより重要度が増すでしょう。

その中でどの業界でも共通する課題として、「決済」「言語」「文化」の不便さがあげられ、あらゆる業種の企業も対策が必要です。国内でも政府の対策や各企業の努力もあり、電子決済等のキャッシュレス化は進んできていますが、旅行者からするとまだまだ不便に感じることがあり対策が必要になります。

他に飲食店などでメニューの説明が不自由に感じることや、他の国と違い宗教や文化面の違いを意識した説明がないことなどへの対策が必要です。特に「言語」に対する不自由さは、どこの国にも共通することではありますが、多くの外国人旅行者が不便さを感じているところなので、対策を講じることで成果へとつながることになります。

最近では、インバウンド向けのツール・サービスも多くリリースされており、導入も容易にできることから、多くの企業や観光地で注目されています。

参考:
観光庁"訪日外国人旅行消費額 平成29年年間値"
https://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_000339.html

【接客支援編】注目のインバウンド対策ツール・サービス

ここでは、観光地や店舗などの接客を中心とした、接客支援インバウンド対策ツール・サービスを紹介していきます。

Payke(ペイク)

Payke(ペイク)は、商品についているバーコードをスキャンするだけで、7カ国後に対応した商品説明・訴求ができる、接客支援インバウンド対策ツールです。株式会社Paykeがツールの開発・提供をしています。

利用方法は、商品バーコードをスキャン・登録することで7ヶ国語に自動翻訳してくれます。商品パッケージはそのままで多言語対応が可能です。また、専用タブレットデバイスを店舗に設置して、店頭接客をすることもできます。

QR Translator(キューアール トランスレーター)

QR Translator(キューアール トランスレーター)は、生成されたQRコードをポスターや案内板等に設置することで、説明文などを多言語翻訳してくれる接客インバウンドツールです。株式会社PIJINが、ツールの開発・提供をしています。

文書入力からQRコード出力まで3ステップでスピーディーに発行できるのが特徴です。無料トライアルも用意されているので、お試ししてからの導入もできます。

WAVISAVINAVI(ワビサビナビ)

WAVISAVINAVI(ワビサビナビ)は、メニュー情報やオーダーシートを多言語で接客支援する、接客インバウンドツールです。株式会社イツザイがツールの開発・提供をしています。

作成するメニュー表やオーダーシートは、最短で10営業日で運用開始可能というスピーディーさに定評があります。料金は、内容や対応する言語数によって変動する仕組みです。

接客指さし会話

接客指さし会話は、書籍やスマートフォン、タブレット端末を活用し、「指差し会話」で接客できる、インバウンド対策サービスです。株式会社情報センター出版局が、サービスの提供をしています。

英語・中国語・韓国語をはじめ70カ国以上に対応しているのが特徴です。対応する絵や文で指差し会話できるので、すぐにでもインバウンド対策をしたい場合におすすめできます。書籍版、アプリ版、PDF版から選ぶことが可能です。

【チャット編】注目のインバウンド対策ツール・サービス

観光客など一時滞在以外にもインバウンド対策は必要です。ここでは、チャットを活用した多言語で対応可能なインバウンド対策ツール・サービスを紹介します。

kantan chat(カンタンチャット)

kantan chat(カンタンチャット)は、24時間対応のオペレーター付き多言語対応のチャットシステムサービスです。マスターピース・グループ株式会社が、システムの運営・開発・提供をしています。

ネイティブのスタッフが24時間体制でお客様をチャット対応してくれるのが特徴です。LINEの企業向けアカウントにも対応しており、場所や時間も選ばずにインバウンド対策ができます。初期費用50,000円で月額基本料金10,000円、プラス対応1件に付き200円からという料金体系です。

ObotAI(オーボットエーアイ)

ObotAI(オーボットエーアイ)は、英語・中国語・タイ語・韓国語など7カ国語に対応したAI搭載のチャットシステムサービスです。株式会社ObotAIが、システムの運営・開発・提供をしています。

デバイスを選ばない便利なシステムと、さまざまなSNSやチャットアプリに対応しているのが特徴です。また、搭載されているAIが言語を学習しながら、対応を蓄積してチャットボット等の機能に活かすこともできます。

オンライン・コンシェルジェ

オンライン・コンシェルジェは、多言語対応でチャットボット開発ができるインバウンド対策ツールです。株式会社アイスマイリーが、運営・開発・提供をしています。

日本語で入力・設定するだけで、英語など多言語のチャットボットが開発可能です。また、多言語の問い合わせを翻訳する機能にも定評があります。料金は初期費用が無料で、月額5,000円からになります。

【翻訳編】注目のインバウンド対策ツール・サービス

サイトやアプリの多言語化にもインバウンド対策は重要になってきます。ここでは、サイト・アプリの多言語化開発行うためのインバウンド対策ツール・サービスを紹介します。

WOVN.io(ウォーブン)

WOVN.io(ウォーブン)はサイトやアプリの言語を多言語化できるソリューションサービスです。Wovn Technologies株式会社が運営・開発・提供をしています。


サイトやアプリ開発の多言語化をエンジニアなしで行うことが可能です。もともとあるWebサイトやアプリに後付けすることができるのも特徴。多言語化に必要なコストの圧縮・人的リソースの削減を実現します。

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