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ゲームアプリマーケティングおけるテレビCMサクセス事例

#アドテック

現在、マーケティングでは「運用型テレビCM」が新たな常識となりつつあります。これは、コネクテッドテレビなどの普及とともに、テレビ端末を通して視聴する動画コンテンツの提供チャネルとなる放送波とデジタルとの垣根がなくなると考えられているからです。
このため、今後はテレビCMに関してもテレビ端末を通じてよりユーザーと効率的かつ効果的にコミュニケーションを取る必要があります。
またこうした流れはゲームアプリのマーケティングにおいても同様です。
そこでこの記事では、運用型テレビCMがゲームアプリのマーケティングにどのような成果をもたらすのか、実際に課題を解決した事例とそのプラットフォーム、テレシーをご紹介します。

ゲームアプリのマーケティングにおけるテレビCMの成功例

ゲームアプリの認知拡大やユーザーの獲得における有効なマーケティング手段をみつけるには、実体験から得られたノウハウを知ることがひとつの有効な方法です。このため、次のような事例を参考にすることが、自社のCMづくりに役立つヒントとなるかもしれません。

新規ユーザー獲得に成功した事例

A社では、WEB施策による新規ユーザーの獲得数が頭打ちになってきたため、テレビCMを実施しました。当初はテレビCMに対し、効果がみえにくい、あるいは測れない、また短期的な成果は得られるもののコストパフォーマンスが悪いといったイメージを抱いていましたが、ゲーム周年記念キャンペーンにマスデジタルとあわせた施策としてテレビCMを実施したところ、次のような成果が得られました。

  • 当初目標だったCPAを大幅クリア
  • WEB広告のCTRは120%、CVRは140%にそれぞれ向上、CPIは130%程度の改善

このようにA社では、テレビCMの効果を実感することができたため、他タイトル、他エリアでもテレビCMを実施予定です。また、キャンペーン中以外でも効果が感じられたことから、今後は平常時でも積極的なテレビCMの利用を検討しています。

休眠ユーザーのアクティブ化に成功した事例

B社では、長期タイトルであるがために休眠ユーザーの増加に悩んでいました。しかしながらテレビCM実施前には既存ユーザーのアクティブ向上施策が必要と考えるものの、Webの運用型広告では新規獲得には限界を感じていました。

そこで休眠ユーザーの掘り起こし、および既存ユーザーのアクティブ化、さらには新規ユーザーの獲得も狙ってテレビCMを実施したところ、次のような効果が得られています。

  • 休眠ユーザーのアクティブ化に成功
  • エンゲージメント時間の上昇(平均プレイ時間が+30%)
  • DAU・WAUなどすべての指標でリフトを確認

当初テレビCMには効果検証に手間と時間がかかり、費用が高いというイメージを抱いていたB社ですが、今後はデジタルと複合的にテレビCMを利用していく予定です。

プロモーションの新たな勝ちパターンを発見した事例

C社では、ユーザーのプライバシー保護を強化する狙いから、将来的にすべてのアプリに追跡許可を求めるiOS14.5などの活用が想定されるため、これまでと異なるプロモーション施策を模索していました。求めるのはWeb広告に頼らない新たなプロモーション施策の勝ちパターンでしたが、テレビCMに対しては、費用が高い、使い方がわからないといったイメージを抱いていました。

しかし、データ規制に対する新たなプロモーション施策としてテレビCMに挑戦したところ、次のような明確な効果があらわれています。

  • Web広告のCPIが150%改善
  • Web広告のCTRがテレビCM放映により、未放映エリアに対し放映エリアで2倍
  • Web広告のCVRがテレビCM放映により、未放映エリアに対し放映エリアで1.5倍
  • 既存ユーザーのアクティブ率が上昇
  • 課金率にリフトがみられる

これら以外でも、C社ではUU数やダウンロード数などからテレビCMの直接的な効果を感じています。そこで今後は複数のタイトルについてテレビCMを活用することでゲームタイトルそれぞれの勝ちパターンの構築を目指しています。

テレビCMの効果を最大化するテレシー

テレビCMの実施において、ここまでの事例に登場した各社が共通して選んだのが、運用型テレビCMプラットフォームのテレシーです。

テレシーは株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社である株式会社VOYAGE GROUPと株式会社電通との共同事業で2021年に株式会社テレシーとして会社分割し、設立されました。

またテレシーではネット広告でも馴染みのある指標でテレビCMの効果を把握することにより、その効果を最大化し、これまでの常識を覆す運用型テレビマーケティングを実現しています。

テレシーのケイパビリティ

これまでテレビCMは費用が高額で敷居が高いというイメージを持たれやすく、一方で効果が追えないと思われがちでした。そこでテレシーではこれまでのテレビCMにはない方法でこれらの課題を解決しています。

出稿前のプランニングおよびシミュレーション

テレシーでは、掲載期間、男女5歳刻みのターゲット、そして出稿エリアごとの予算を指定して簡単にシミュレーションを実施することができ、これら複数の結果を比較してCMを発注することができます。また、テレビCM特有のGRP(延べ視聴率)だけではなく、IMP(広告が表示された回数)、CPM(広告を表示させる回数にあたり発生する広告コスト)、CPCV(ユーザーの動画完全視聴完了数)といったデジタル指標も事前に可視化することが可能です。

オンライン送稿まで一気通貫のクリエイティブ制作

テレシーなら、クリエイティブはダッシュボード上で発注することができます。また、最低100万円から出稿が可能で、さまざまなニーズに対応する豊富な制作プランも用意されています。

実績の確認

放映されたCMの実績視聴率は最短で翌日には無料でダッシュボードに反映されます。またCPMやターゲットリーチはシミュレーションと比較しながら実績を確認することができます。

テレシーのアナリティクス

テレシーは、CPA(顧客獲得単価)、CPI(1インストールあたりの広告コスト)といった指標もテレビCMに活用し、WEB・APPコンバージョン計測ツールと連携してこれを分析します。分析はエリア・放送局・時間帯・番組・クリエイティブといったあらゆる軸からおこなわれ、従来は追えなかったテレビCMの費用対効果の可視化を実現します。

テレシーが選ばれる理由

ここまでに事例を紹介した各社が、ゲームアプリのマーケティングにおいてテレシーを選んだのにも、それぞれ理由があります。その決め手となったのは次のような理由からでした。

A社の場合

A社ではバイイング力の高さがテレシーを選ぶ決め手となりました。また担当者の丁寧な対応や分析精度の高さも評価しています。

B社の場合

B社はアナティクスツールのAdjust連携による使いやすさ、集計ロジックの精度の高さを評価しています。またAdjust連携によるアプリ領域への注力を感じたのも、テレシーを選んだ大きな要因です。

C社の場合

C社がテレシーを選んだのはテレビCMの効果分析がきちんとおこなえるためです。さらに一気通貫の支援も大きなポイントとなりました。

テレシーで回るテレビCMのPDCA

テレシーのケイパビリティ、アナリティクスはこれまで実現できているとはいいがたかったテレビCMのPDCAを回すのに役立ちます。

実際にはまず、出稿前とプランニングとシミュレーションをおこなったうえで発注され、クリエイティブ制作がおこなわれると考査・オンライン送稿と続きます。そして実績は即時確認され、効果計測・評価に基づくオプティマイズが可能です。

これにより、テレビCMの効果をより高めることができます。

小額からテレビCMをはじめるならテレシー

ここまでゲームアプリのマーケティングにおけるテレビCMの成功例と、効果を最大化するテレシーについてみてきましたが、テレシーではさらにVOYAGE GROUPのデジタルアドプラットフォームと完全連携することにより、オンオフを統合したクロスメディアでのプランニングおよびバイイングが可能な統合マーケティングプラットフォームを目指しています。

そこでテレシーについてより詳しく知りたい方は、ぜひこちらから資料のダウンロードをおすすめします。

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