ビジネスメディアのミツカル記事カテゴリ:取材・インタビュー社員の定着率、応募率を劇的にアップする、給与即時払いサービス「CRIA」とは

最終更新日

20210416

社員の定着率、応募率を劇的にアップする、給与即時払いサービス「CRIA」とは

#取材・インタビュー

多くの予算をかけて人材募集をしたのに応募者がこない、雇用した従業員の離職がとまらない……そんな悩みを抱えている企業が多い中、給与即時払いサービス「CRIA」を導入する企業が増えている。一見、従業員のための福利厚生サービスのひとつのようだが、「求人応募数」「定着率」が向上したという企業が多いのが企業にとってその最大のメリットだ。

CRIAを導入する企業が増えている理由、そしてCRIAによって従業員の「求人応募数」「定着率」が向上する秘訣を、メタップスペイメント トラスト事業部CRIAグループリーダー、木元貴昭氏に聞いた。

給与即時払いサービス「CRIA」とは

給与即時払いサービス「CRIA」は、決済代行を主な事業とするメタップスペイメントが2年前に新規事業として始めたサービス。従業員がこれまで働いた分の給与の支払いをアプリで申請すると、給料日より前に働いた範囲の給与が1,000円単位で指定した金額がすぐに前払いされる。

給与の受け取りは「指定口座への振込み」と「セブン銀行での現金受け取り」が選択でき、働き始めてお金がない人や、急にお金が必要になる新入社員や若者などから好評だ。 CRIAを利用している企業は派遣会社や飲食・小売など、アルバイトやパート、派遣社員を雇用している企業が多く、現在150~200の会社が契約している。また、正社員で利用している会社も多く、特に新入社員の多い企業やIT企業、トラックのドライバーを抱える企業での利用が多い。

企業側の最大のメリットは求人への応募率アップ

決済の会社を主な事業として行う企業であるメタップスペイメントが、給与即時払いサービス「CRIA」を開発した経緯について木元氏は、

「決済サービスのご提供をする中で、取引先である飲食店やホテルなどの企業様の課題についてヒアリングする機会が多く、“どこの企業も人手不足に悩んでいる”というニーズを実感してきました。そのため、新規事業としてこれらの課題にアプローチできるサービスの開発として、近年注目が集まっていた『給与即時払い』ができるアプリを開発しました」

と話す。CRIAを導入する企業側のメリットとして最も多いのは求人への応募率があがることで、

「“日払い”というワードがマイナビのサイトで人気ワードランキング上位に入るほど、多くの従業員にとってすぐに働いた分の給与が支払われることは勤務先を選ぶ上で重要な要素です。導入した企業様からは、『面接時にCRIAについて聞かれた』『CRIAが使えるので応募しました、と応募者の多くが口にした』という声を多く頂いています」 さらに、他社にない福利厚生をひとつでも多く持っていることは強みとなり、多くの企業で離職率の改善にもつながっているのだそうだ。

人材の定着率・シフト稼働率がアップするという効果も

CRIAを利用している大手派遣会社は、自社の日払いサービスからCRIAの利用に切り替えた。すると、自社での日払いの時よりも利用率が7%アップし、さらに人材の定着率も4~5%アップしたという。

その理由として、それまでの自社の日払いサービスではブラウザのマイページからの申請が必要だったのに対し、CRIAではアプリからの申請になったことで利便性が向上し利用する従業員が増えたことが考えられる。利用率7%アップは少ないように見えるかもしれないが、利用者の母数が数十万人いると聞けばその効果の大きさを実感できるはずだ。

また、それまでは口座振り込みしか選択できなかったのに対し、CRIAではセブン銀行受け取りが出来るようになったことも大きな要因。多くの従業員は手元に現金がすぐに欲しいと考え日払いや給与前払いを利用するが、その際に口座振り込みだと「給与前払いサービス自体の手数料」に加え、さらに「銀行の手数料」がかかる。しかし、CRIAならセブン銀行受け取りの際には手数料が発生しない。

また、メタップスペイメントも想定していなかった効果として木元氏は、こんな事例を教えてくれた。

「とある飲食店では雇用しているアルバイト200名のうち30%がCRIAを利用していました。そこで休憩室にパンフレットを置くなどしてさらなる利用促進を計ってみたそうです。するとアルバイト従業員の勤怠意欲がアップしシフト稼働率までよくなったという、嬉しいお言葉を頂きました」 人材募集のタイミングだけでなくその後の従業員への良い効果も得られるのは企業としては大きなメリットとなりうるのではないだろうか。

セブン銀行と資本業務提携しているメタップスペイメントだからこその優位性

ここまで見てきたように、CRIAの導入は企業にとってメリットが大きい。気になるのは費用対効果だが……導入コストついて木元氏はこう話す。

「企業様側にとってCRIA導入の最大のメリットはコストがかからず、デメリットがない点です。初期費用は0円で、支払いを行うためのデポジット(資金準備金)もメタップスペイメントが立て替えるため0円。給与の前払いを行う都度かかる手数料は従業員側の負担となります。企業側は自社の勤怠システムとの連携を行うだけで良いのです。

また、前払いをする金額は『働いた分の給与の金額の50%までを上限とする』、などカスタマイズも可能です。導入のデメリットがないことから、まずテストとして数店舗でやってみた後に全店舗への導入を検討する企業様も多いですよ」

特に従業員の満足度を上げているのがセブン銀行での現金受け取りができる点。メタップスペイメントはセブン銀行と資本業務提携している強みを生かし、この仕組みが実現した。セブンイレブン等に設置されたセブン銀行ATMにアプリで表示された番号を入力すればすぐに現金がもらえる利便性が好評で、CRIA利用者の約7割がこのセブン銀行受け取りを利用しているという。

今後の展望について木元氏は、 「給与のデジタル化に対応すべく、いずれは電子マネーにも対応したいと考えています」と話す。ますます従業員の満足度を上げてくれそうなCRIA。募集への応募を促進するとともに、コストのかかる施策をせずとも従業員の満足度の上がる福利厚生として導入を検討してみてはいかがだろうか。

給与即時払いサービス「CRIA」

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