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充電器シェアリングサービス「Charge SPOT」の動画広告とは

#アドテック

近年デジタルサイネージは、店舗や公共空間、交通機関などに広く設置されています。ChargeSPOTもそのひとつで、スマートフォン充電器のシェアリングサービスであるという点で他のデジタルサイネージとは差別化が図られています。

そこでの記事ではChargeSPOTが持つデジタルサイネージとしての強みをはじめ、放映プランや設置のロケーション、申込みから入稿までの流れなどを解説します。

ChargeSPOTとは

ChargeSPOTは「どこでも借りられて、どこでも返せる」をコンセプトにした日本初のスマートフォン充電器のシェアリングサービスです。

デジタルサイネージとして動画広告を配信することができるため、多くの企業から新たな広告媒体として注目されています。

設置先の販促情報や観光情報、路線情報などの配信が可能で、店舗情報を掲載するなどプロモーション効果が期待できます。

設置されるモデルには 42インチのディスプレイを搭載したLサイズのLL20-J、24インチディスプレイのMサイズM10、7インチディスプレイでSサイズのS5があり、各モデルとも音声を含む広告が配信可能なスピーカーも搭載されています。

ChargeSPOTが持つデジタルサイネージとしての強み

ChargeSPOTは従来型のコンセントやBOX型の充電器とは異なり、持ち運びが可能なことからユーザーにとって高い利便性を実現しています。このため、サービス開始から設置台数がどんどん拡大しており、デジタルサイネージとしての活用も拡大中です。

全国設置台数12,000台以上

ChargeSPOTの設置台数は業界最大の全国で12,000台以上にのぼり、さらに今後は駅ナカやコンビニ、各種商業施設を中心に全国で5万台の設置が予定されています。

このようにモバイルバッテリーのシェアリングとして利用者とつながりやすいChargeSPOTなら、広告のリーチにおいても相乗効果が期待できます。

サービスシェア97%

ChargeSPOTのサービスシェアはモバイルバッテリーシェアリングサービス分野において97%を占めています。

こうした点を利用し、デジタルサイネージとしても幅広いロケーションで広告情報をより広く届けることが可能です。

設置地域は47都道府県

2018年4月のローンチからわずか1年で、日本全国47都道府県にエリアを拡大しています。

また香港、タイ、台湾など海外でも設置が拡大中です。

ChargeSPOTの放映プラン

ChargeSPOTの広告の放映プランは、すべてのロケーションにおいて基本設定ロールが6分間で、設置ロケーションのエリアPR枠とチャージスポット利用促進のためのサービス紹介枠の間に広告枠が設置される構成となっています。

また広告枠・エリアPR枠・サービス紹介枠は繰り返し配信され、30秒放映プランと1社独占放映プランでその構成が異なります。

30秒放映プラン

サービス紹介枠が30秒、広告枠30秒、エリアPR枠30秒の構成です。

広告は4種あり、放映が繰り返されるたびにそれぞれ違ったものが配信されます。

1社独占放映プラン

サービス紹介枠、広告枠、エリアPR枠がそれぞれ120秒の構成です。

広告は1種で、繰り返し放映されます。

目的に合わせたロケーションごとの配信が可能

ChargeSPOTでは商材やプロモーション目的に合わせた自由な配信が可能です。またチャージスポットのロケーションもコンビニエンスストアのイートインスペースや書店の入り口、家電量販店など多岐にわたります。

そこで、ChargeSPOTの主要な設置場所には次のような店舗があります。

NTT docomo

東京23区内のドコモショップに設置され、入り口で来店者に対しダイレクトに訴求を行っています。広告はガジェット系アイテムやアプリなどIT系サービスなどが中心です。

形式:最大120秒/音声無し
放映場所:店舗入り口
放映時間:10:00~19:00(9h)※一部店舗除く
設置店舗数:26店舗
設置モデル:LLサイズ19店舗/Mサイズ7店舗
掲載期間:1週間
放映枠数:1枠
想定表示回数:約60,000回
広告表示単価:3円
広告料金:180,000円/週

TSUTAYA

関東圏内の東京・神奈川・千葉・埼玉・茨木のTSUTAYAの入り口で来店者に対しダイレクトに訴求を行っています。広告は音楽コンテンツ・書籍などエンタメコンテンツが中心です。

形式:最大30秒/音声無し
放映場所:店舗入り口
放映時間:10:00~25:00(平均15h)
設置店舗数:85店舗
設置モデル:LLサイズ85店舗
掲載期間:1週間
放映枠数:3枠
想定表示回数:約120,000回
広告表示単価:3円
広告料金:360,000円/週

ヤマダ電機

全国主要都市のヤマダ電機の入り口で来店者に対しダイレクトに訴求を行っています。広告は高単価な家電系のほか、PCスマートフォン関連グッズなど幅広いガジェットアイテムが中心です。

形式:最大30秒/音声無し
放映場所:店舗1解入り口
放映時間:10:00~20:00(平均10h)
設置店舗数:270店舗
設置モデル:LLサイズ270店舗
掲載期間:1週間
放映枠数:4枠
想定表示回数:約180,000回
広告表示単価:2.5円
広告料金:450,000円/週

ファミリーマート

東京都内のファミリーマートのイートインスペースで卓上型サイネージ(Sサイズ)を中心に設置し、来店者に対しダイレクトに訴求を行っています。広告は店内販売の商材が中心です。

形式:最大30秒/音声無し
放映場所:店舗内イートインスペース
放映時間:00:00~23:59(平均24h)
設置店舗数:949店舗
設置モデル:Sサイズ664店舗/LLサイズ284店舗
掲載期間:1週間
放映枠数:4枠
想定表示回数:約1,500,000回
広告表示単価:2.0円
広告料金:3,000,000円/週

申込みから入稿までの流れ

ChargeSPOTで広告を配信する際には、次のような手順で申し込みを行います。

広告主審査

ChargeSPOTにおける広告の申し込みではまず広告主の審査が行われます。

申し込みの締め切りは原則として掲載期間開始日8営業日前までで、1~2営業日以内に審査結果が広告主にメールで通知されます。

また、この際の確認事項は広告メニュー名、掲載開始日及び終了日、広告主名、商材名、誘導URL、放映クリエイティブなどについてです。

仮押え

広告主審査を通過すると、広告掲載の仮押えが行われ、こちらも締め切りは原則8営業日前までとなっています。

仮押え受領に要するのは1~2営業日以内で、確認事項は広告主審査と同様です。

クリエイティブ審査

仮押え後3日営業日以内にはクリエイティブ審査が行われます。

主な確認事項はクリエイティブ素材に関するもので、基本5営業日以内に審査結果がメールで通知されます。

申込み

仮押え後5営業日以内には申込みが完了します。

申込受領も1営業日以内にメールで行われ、この際の確認事項も広告主審査と同様です。

入稿

入稿は掲載開始日5営業日以内です。

メールで入稿受領が通知され、動画素材について確認が行われます。

ChargeSPOTについてのまとめ

・ChargeSPOTは日本初の持ち運び可能なスマートフォン充電器のシェアリングサービスでデジタルサイネージとして利用することもできます。

・ChargeSPOTの強みは全国設置台数12,000台以上で、サービスシェア97%を誇り、設置地域が47都道府県に及んでいることです。

・ChargeSPOTの放映プランには30秒放映プランと1社独占放映プランがあります。

・ChargeSPOTは目的に合わせたロケーションごとの配信が可能で、NTT docomo、TSUTAYA、ヤマダ電機、ファミリーマートなどをはじめとして幅広い店舗や商業施設に設置されています。

・ChargeSPOTにおける広告の申込みは、広告主審査ののち仮押えが行われ、クリエイティブ審査を経て実際の申し込みとなり、広告を入稿します。

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