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広告の出稿をするには メディアタイアップと効果を測定する方法

#アドテック

この記事ではデジタル広告出稿について解説いたします。

商品やサービスをプロモーションする手法の一つに「デジタル広告」があります。

デジタル広告の中でも重要度が高いのはインターネットを利用したweb広告です。

スマートフォンの普及により、一人当たりのインターネット利用時間が増えため、web上に広告を掲載する重要度はさらに増しています。

一方で、デジタル広告はインターネットを使ったものばかりではなく、デジタルサイネージなどの電子機器をつかった広告も増えています。

ここでは、webメディア広告を始めとしたデジタル広告について出稿するまでの流れや出稿先、webメディア広告で得ることが出来る指標を紹介していきます。

広告はどこへ出稿すればいい?

商品やサービスを訴求する方法の一つにあるのがデジタル広告です。

デジタル広告の一つであるwebメディア広告には、「リスティング広告」「ディスプレイネットワーク広告」「アドセンス広告」など多くの種類があります。

他に電子機器を使い動画や画像で広告を表示する「デジタルサイネージ」などが一般的です。

どのデジタル広告で商品やサービスを訴求するかは、それぞれのデジタル広告が持つ特性や特徴を理解することが必要です。

また、訴求する商品やサービスのターゲットやどのくらいの成果を目標とするかも必要になってきます。

一般的にはデジタル広告は、自社で運用するのではなく、メディアを運用する媒体社に出稿すること多いです。

ここでは2つの出稿方法を紹介いたします。

代理店に相談

デジタル広告の中でも広く商品を訴求するために効果的なのはwebメディア広告といえます。

webメディア広告を出稿する際に一般的なのが、webメディア広告を扱う「広告代理店」に依頼するということです。

webメディア広告は前記した通りに様々な種類があり、扱っている広告によって相談する広告代理店が違うことがあります。

またどの広告が、訴求したい商品やサービスにとって効果があるか、何を目的にするかどのくらいの成果を望んでいるかで、どのwebメディア広告が適しているかが変わります。

そのため相談する前に、商品やサービスを訴求するためのコンセプトをしっかりと決めておくことが大切です。

多くの場合、webネットワークを使ったリスティング広告やディスプレイネットワーク広告などは、webメディア広告を取り扱う広告代理店に相談すると、コストや求める成果に合わせた広告を提案してくれます。

広告代理店に相談すると、商品のイメージやターゲット、コストや目的、成果などに合わせた提案をしてくれるので、他社との比較なども合わせて依頼先を決定すると良いでしょう。

広告は成果が必要なことでもあるのでコストも重要ですが、ポイントとして担当者と密に連絡が取れるか、成果や指標の提示方法などが明確になっているかなど、広告をどのように運用して商品やサービスを訴求していくかという視点が大切です。

メディアに直接問い合わせる

「Yahoo!プロモーション」「GoogleAdwords」などのディスプレイネットワーク広告や、webメディアとのタイアップを使った「webメディアタイアップ広告」の場合は、メディアに直接問い合わせる方法もあります。

Yahoo!プロモーションやGoogleAdwordsは、web上で直接相談や申し込みが可能であり、比較的低コストで運用できる場合もあるので、社内に管理できる人材がいる場合には良い方法です。

サイトにサービスの概要や値段があるので、自社で運用できるか、成果をあげることが出来るかを判断すると良いでしょう。

相談や依頼はweb上で完結するので、出稿までを効率的に進めることが可能になります。

ただ、管理や運用を全て自社で行う状況に無い場合や、担当できる人材がいない場合には代理店やコンサルティング会社に依頼する事が必要です。

他にwebメディア広告には、大手のメディアやあるジャンルに特化したユーザーを対象にしたメディアの影響力を使って商品を訴求する、webメディアタイアップがあります。

タイアップの手法には、取材形式やレビュー形式など様々あり、商品やサービス、目的に応じて効果のある手法を使って宣伝していきます。

この場合も、タイアップをするメディアに対して直接問い合わせをし、相談すると適切なタイアップ方法などを提案してくれるはずです。

メディアに直接問い合わせる場合も、代理店に相談する時と同じく、担当者と密に連絡が取れるか、成果や指標の提示方法などが明確になっているかなどが重要なポイントになります。

出稿後、どのような流れで掲載される?

webメディア広告を始めとしたデジタル広告がどのような流れで掲載されるかは、どのメディアを使うかによって変わりますが、大まかな流れを紹介します。

まず、商品やサービスを訴求するターゲットや目的、コンセプトを決めた後、資料などを作成し代理店やメディアに相談します。

代理店やメディアはその資料を元にヒアリングなどを行い、デジタル広告の種類や大まかな出稿時期や予算などを提案してくれます。

この時に、広告費の入金時期や成果の確認方法などを詳しく確認し、出稿後にどのような対応をしてくれるのかを確認することも大切です。

そして代理店やメディアが提案してくれた資料を元に依頼を決定すると、広告出稿に向けて進んでいきます。

ここから、広告コンテンツの製作やアカウント取得などの手続きを担当者と連絡を取り合いながら同時進行で進めていきます。

広告コンテンツの製作や、必要な手続き等が全て完了すると、webメディアに掲載されるという流れです。

完成された広告素材がすでにある場合には、その原稿を広告代理店やメディアに直接入稿することになり、広告審査や手続きなどを経て広告が掲載される流れになります。

また、webメディアタイアップは、広告コンテンツをメディアや代理店にほぼ一任する事が多いので、打ち合わせを密にして掲載までの流れを把握することが大切になります。

出稿後の効果測定ではどのような指標をえられるのか

webメディア広告はマスメディア広告等と違い、出稿後の効果測定をほぼリアルタイムで指標を得ることが可能です。

広告の出稿後、以下のような指標をえることができ、どのような成果があったのかを知ることが出来ます。

インプレッション数
インプレッション数は、広告が何回ユーザーのデバイス上に表示されたかを表す指数です。この指数が伸びない場合は、webメディア広告の種類を再検討する事やリスティング広告などの場合は、キーワード設定を見直すなど、根本的な広告の見直しが必要な場合があります。

CTR(Click Through Rate/クリック率)
CTRは広告のインプレッション数に対して、ユーザーがクリックなどのアクションを起こした割合のことです。この指数が低い場合は、広告の画像や映像の内容、テキストを見直す必要があります。

CV(Conversion/コンバージョン)
CV(Conversion/コンバージョン)は、設定した成果の達成数です。ユーザーがクリックなどのアクションを起こした後に、実際に商品を購入する事やサービスに登録するなど成果に繋がった”件数”になります。

CVR(Conversion Rate/コンバージョン率)CVR(Conversion Rate/コンバージョン率)は、CTRに対してCVRの”割合”を示す指数です。CVとの違いはCVが成果の「件数」に対してCVRは「割合」という事になります。この数値が伸びない原因は広告そのものよりも、CV後の商品購入ページやサービス登録ページなどの見直しが必要という可能性が考えられます。

まとめ

  • デジタル広告は様々あり、出稿は広告を打つ商品やサービスの特徴やターゲットを元に選ぶ必要があります。
  • デジタル広告の出稿は、デジタル広告を扱う広告代理店やYahoo!Japannやgoogleなどのディスプレイネットワーク広告、また各webメディアへのwebタイアップなどがあります。
  • デジタル広告は、広告代理店やメディアに相談し依頼してから、広告コンテンツの製作や各種手続きを経て掲載されます。
  • webメディア広告の出稿後は、ほぼリアルタイムで様々な指標を効果測定する事が可能です。

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