ビジネスメディアのミツカルチケットシステムのECBOスクエアが総額5億8千万円のシリーズB資金調達を完了

チケットシステムのECBOスクエアが総額5億8千万円のシリーズB資金調達を完了

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株式会社ECBOスクエア(以下ECBOスクエア)は、株式会社インターネット総合研究所による追加増資と新生企業投資株式会社が運営に関与するファンド、株式会社ナノオプト・メディアおよび個人投資家を新規投資家として迎えたことで、追加で総額1億2千万円の第三者割当増資を実施し、シリーズBの資金調達を完了したことを発表した。

これにより、シリーズBにおける累計調達額は5億8千万円となった。

ECBOスクエアは、「スポーツ・エンターテインメント業界におけるDX推進企業」として、ノーコードでチケット販売システムを構築できるチケット流通プラットフォームを提供している。

また、コロナ対策に対応した顧客管理方法の確立、オンラインライブ配信や、ダイナミックプライシングの導入、チケットの転売防止策など、With/After コロナ時代に必要とされる新たなサービスの開発や導入支援も取り組んでいる。

今回の資金使途についてECBOスクエアは、ソフトウェアエンジニアおよびカスタマーサポートなどの人材採用、及びプロダクトの機能拡充やアップデートに充当する予定としている。

以下は、各引受先からのコメント。

【株式会社インターネット総合研究所 代表取締役社長 藤原 洋氏】
日本の社会課題の中で、「デジタル化の遅れ」は、全産業と全国共通の課題であります。昨年末公表された日本全体の労働生産性は、2020年にOECD加盟38カ国で23位に低迷していますが「デジタル化の遅れ」は、その最大の要因です。そのため行政、産業界において、DX(デジタル変革)が、急務となっています。当社グループの一員として創業した、ECBOスクエア社は、スポーツ・エンターテインメント業界におけるチケット流通プラットフォームを提供するDX先導企業であり、創業資金を提供してまいりましたが、事業がいよいよ軌道に乗り始めたため、他の出資者の皆様と共に、今度は成長資金として、追加投資させて頂くこととしました。同社のさらなる成長を期待しています。

【新生企業投資株式会社 ベンチャー投資チーム ディレクター 小谷 寛氏】
ECBOスクエア社の提供するシステムは、興行主のチケット在庫をリアルタイムで一元管理できる仕組みであり、スポーツ・エンターテインメント業界におけるインフラになり得るポテンシャルを有していると考えます。業界知見や人脈を豊富に有する経営陣を評価し、出資に至りました。今回の資金調達により、当社がスポーツ・エンターテインメント業界のチケット流通を変革するプレイヤーとして大きく飛躍することを楽しみにしております。

【株式会社ナノオプト・メディア 代表取締役社長 大嶋 康彰氏】
飲食業界や旅行業界がDX化によって大きくビジネスモデルが変化しました。ECBOスクエア社がスポーツ・エンタメ業界でこれに勝る大きなゲームチェンジを起こしてくれること期待し、支援させていただくこととしました。また、将来的には当社が手掛ける情報通信分野を中心としたイベント事業においてもシナジーが出せることを期待したいと思います。

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