デル・テクノロジーズおよびスノーフレイク、コラボレーションを発表

2022年5月10日更新

デル・テクノロジーズは、2016年にDellとEMCが統合し誕生したテクノロジーソリューションを提供する会社。スノーフレイクはクラウドベースのデータプラットフォームサービス『Snowflake』を提供する会社。

今回、この分野では初となる両社のコラボレーションによって、ユーザーはマルチクラウド環境の柔軟な運用が可能となり、データを価値あるインサイトへと簡単に変えることが可能になる。

ユーザーは、デル・テクノロジーズのオブジェクト ストレージに格納しているオンプレミス データをSnowflakeデータクラウドで利用できるようになり、これらのデータはローカルに置いたままで利用することも、パブリック クラウドへシームレスにコピーすることもできる。

また、2022年下半期に両社は製品の統合および共同のGTM（Go To Market:市場展開）活動を進める予定としている。

【デル・テクノロジーズのインフラストラクチャー ソリューション グループ担当プレジデント、ジェフ ブードロー（Jeff Boudreau）氏のコメント】

デル・テクノロジーズは、データ ストレージにおける業界リーダーとして、データが置かれている場所に関係なく、お客様がデータからインサイトを引き出すために必要なツールを提供します。業界初となるオンプレミス ストレージ システムとSnowflakeデータクラウドのコラボレーションによって、当社のSaaSプロバイダーのエコシステムをさらに大きく広げ、オンプレミスおよびパブリック クラウドの両方にわたり、データからインサイトを引き出すことが可能になります。

【スノーフレイクの製品担当シニア バイスプレジデント、Christian Kleinerman氏のコメント】

当社のミッションは、お客様がデータのサイロ化を解消し、データの価値を最大化して、より深いインサイトを引き出すためにすべてのデータを統合できるよう支援して、世界中のデータのモバイル化を実現することです。今回のデル・テクノロジーズとのコラボレーションによって、お客様は、当社のプラットフォームの優れたパフォーマンスとシンプルさ、またSnowflakeデータクラウドの数々の強力なコラボレーション機能を最大活用して、オンプレミス データから最大限の価値を引き出すことが可能になります。