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ビーワンカレッジ、KPIプラットフォームSaaS「Scale Cloud」に「会議支援機能」を追加

#総務・法務

株式会社ビーワンカレッジ(以下ビーワンカレッジ)は、同社が提供する『Scale Cloud』に「会議支援機能」を新たに実装したことを発表した。

『Scale Cloud』は、KGI達成までのKPIをチーム内の誰もが見られるよう可視化して、改善行動やその振り返りを促すKPIプラットフォーム。

複雑さゆえに各部門内での管理にとどまってしまうことが多い事業KPIだが、『Scale Cloud』を利用することで、部門を跨いだ組織全体での管理が可能になる。さらに、ツールに加えビーワンカレッジのKPIマネジメントノウハウを提供することで、KPIに基づいた健全な組織経営をサポートする。

今回新たに追加された「会議支援機能」は、KPIに基づいた組織経営をより支援するために追加した機能。

ビーワンカレッジが行った調査(企業に勤める20代以上の方67名を対象にした「会議実態の調査」)によると、「会議が目標達成に対して効果的だと感じるか」という質問に対して、合計76.1%が「かなりそう思う(13.4%)」、「そう思う(62.7%)」と回答したのに対し、合計23.9%が「あまりそう思わない(19.4%)」、「全くそう思わない(4.5%)」と回答。回答者全体の約1/4において効果が十分に実感されていない状態で会議が行われている実態が明らかになった。

また、「会議が効果的だと感じている」と回答した51名を対象に、「会議が効果的だと感じている理由」を聞いたところ、「会議をきっかけにモチベーションが上がる」、「どの数字に関して議論しているのかが明確になっている」など、会議の内容や、会議によるポジティブな心境の変化が会議の効果体感のために重要な要素になっていることがわかった。

さらに、「会議が効果的でない」と回答した16名を対象に、「会議が効果的でないと感じる理由」を聞いたところ、「話が横道に逸れたり余計な話をすることが多い」、「数字があまり出てこずに定性的な議論になってしまっている」、「参加者の事前準備ができていない」、「会議をしても業績やKPIが改善しない」などの理由が挙げられ、会議の内容への疑問視や、会議によって生まれる業績向上がないことなどがわかった。
 

ビーワンカレッジはこの調査結果を受け、会議における課題にアプローチする手段として「会議支援機能」の実装に至ったとしている。

「会議支援機能」では、会議のアジェンダを、テンプレートに従って作成することが可能。「報告」「相談」「決定」などの各アジェンダごとの目的を記載することで、会議参加者が、会議においてどのようなアクションを取ればいいかが明確になる。さらに、リマインド機能もあり、会議前日にアジェンダの作成を促すメールが自動配信されることで、参加者の事前準備を促進する。

アジェンダごとに関連するKPIを紐づけた上で議事録や分析メモを残せるので、KPIごとに議事録や分析メモを確認することも可能。アジェンダごとに関連するKPIを紐づけ、アクション施策や担当者、進捗状況を残すことができるで、KPIごとのアクション施策や担当者、およびその進捗を確認しやすくなる。また、アクション施策機能では、アジェンダごとに関連するKPIを紐づけた上でアクション施策や担当者及び進捗を残すこともできる。

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