ビジネスメディアのミツカルアルプ、販売・請求管理SaaS『Scalebase』において、『Scalebase API』をリリース

アルプ、販売・請求管理SaaS『Scalebase』において、『Scalebase API』をリリース

#経理・会計

SaaSやサブスクリプションビジネスに特化した販売・請求管理SaaS『Scalebase』を提供するアルプ株式会社(以下アルプ)は、『Scalebase』と外部システムの連携を可能にする『Scalebase API』をリリースしたことを発表した。

『Scalebase』は、SaaSやサブスクリプションビジネスのほか、あらゆる継続課金ビジネスに特化した販売・請求管理SaaS。顧客ごとに異なる契約条件や料金体系を柔軟に管理し、複雑化しがちな請求管理業務を誤りなくスムーズに行えるよう支援する。また、アップセル・クロスセルなど時系列に沿って管理された契約情報や、毎月の請求データをもとに集計された実績MRRなど、継続課金ビジネスに重要な情報が保存されている。

今回『Scalebase』は、これらのデータをお客様のニーズに合わせて、より柔軟な方法で入出力できるシステムを目指し、『Scalebase API』の提供を通して、『Scalebase』と外部システムとの連携を強化することで、業務フローの自動化や経営判断の迅速化に寄与する。

【Scalebase APIの活用イメージ】

顧客・契約情報の自動連携 
外部の基幹システムやAPIを提供している他のクラウドサービスとの自動連携が可能となり、「Scalebase」での請求管理に必要な顧客・契約情報の作成・変更を、API経由で行える。業務担当者を、管理画面上での手入力や転記ミスなどから解放し、業務の効率化に貢献。また、Google Apps Script(GAS)などを用いた繋ぎ込みで、スプレッドシートと「Scalebase」の同期なども可能になる。

契約満了時のサービスアカウントの自動停止
『Scalebase』では、翌月1日からの契約開始や将来における契約満了など、時間軸を踏まえて契約管理を行える。したがって、例えば契約満了時の顧客へのサービス提供(アカウント)の停止を、「Scalebase」上の契約情報を参照することで、自動で処理することも可能。

従量制サービス(使用量課金)における、リアルタイムでの請求金額の把握 
基幹システム等で集計している各顧客のサービス使用量を、「Scalebase」にAPI経由でアップロードできるようになった。「Scalebase」では、事前に設定した計算式とアップロードされた使用量をもとに、従量制における請求額を算出できるため、1日単位でデータを反映することで、その時点での請求金額をリアルタイムで確認することが可能。

アルプは今後、『Scalebase API』のドキュメントの拡充や開発者ツールの提供、個別の開発環境の提供などを進めるとともに、『Scalebase』が保有する請求データの価値を最大限活用できるよう、決済システム、会計システムとの連携強化を図っていくとしている。

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