イオングループ、DXを支えるITファイナンスマネジメント基盤として『Apptio』を採用

Apptioは、ITリソースから事業部門のニーズまでを統合的にマネジメントするメソドロジーであるTechnology Business Management（TBM）を支えるSaaSソリューションのリーディングプロバイダー。2007年の創業から、世界18カ国の1,800社以上に製品を導入。さまざまな業界のリーディングカンパニーが『Apptio』を活用している。オンプレミスやクラウド上にある企業内システムの財務・運用データに、企業が利用しているパブリッククラウドやSaaSの情報を自動的に取り込み単一のプラットフォームに統合することで、従来担当部門で実施していたデータ収集・加工・整備の効率化を実現する。

イオンアイビスは、イオングループで利用するITインフラ、システムの開発、保守・運用、コンサルティングを行うイオングループのITソリューション企業。ITを活用した改革をさらに推進するため、システム別のコストを詳細に可視化し、投資対効果を最大化することを目指しプロジェクト『NABI』をスタートさせた。

当初は全機能を新規に開発することを検討したものの、ITファイナンスのグローバルベストプラクティスであるTBMの存在を知り、TBMを実現するApptioのSaaSソリューションと『NABI』を連携させることで、開発期間の短縮や高度なITファイナンスオペレーションが実現できるという期待から『Apptio』の採用を決定した。

イオンアイビスは『Apptio』の活用によってIT投資管理業務の大幅な効率化とを図るとともに、IT予算の予実管理の精度の向上やシステムごとのTCO管理、さらにはプロジェクトごとの支出管理など、ITファイナンスの領域全般の高度化を目指す。また、『Apptio』で可視化される各種レポートを取締役会議向けに活用する計画もあり、可視化を通じてITによるビジネス貢献の説明責任を果たし、ビジネス部門及び事業会社との協業をより深くすることで、ITとビジネスが一体となったDXを加速させていくとしている。